もうずいぶん前(少なくとも20年以上前)、先代社長と昼飯を食らっておましったらね、やおら「Luzia君っ!君の箸の持ち方は酷いなっ!一社会人として正しい箸の持ち方を習得せよっ!」と怒られまっした・・・。
当時、オイラはどんな箸の持ち方をしていたかというと、今現在はやろうとしても出来ぬのでっすが、箸が常に✕状になっている感じでござんした。
それでもちゃんと食べ物をキャッチ出来ていたものでっすから、先代社長に言われるまで正しい箸の持ち方なんて考えたこともなかったのな。
で、言われたその日から正しい箸の持ち方を実践したのでっすが、長年の癖を一発で解消出来るはずもなく、妙に力が入ってしまって特に人差し指や小指が痛くなったっけ。
で、正しい箸の持ち方を習得すると、日本で言うところの正しいペンの持ち方が自動的に習得出来るのは有名なお話っすね。
ただ、オイラは以前からこの正しいペンの持ち方の定義に関しては、なんかそこはかとなく疑問を感じていたのな。なぜなら、手の大きさ、指の長さ、指を動かす際の関節の起点、柔軟性等は一人ひとり皆違うはずだから。
そんな長年のモヤモヤが、冒頭のYouTube動画を昨日たまたま視聴して雲散霧消っ!オイラ的には激しく同意っ!なわけでっす。
その人にとって最も指に負担がかからない、つまり、適度に脱力が出来て自由に指を動かせるフォームが文字どおり正しいフォームなのだと思うのでっすよ。(ちなみにオイラは動画上で言われている“重心が前で外側”の人でありんす)
例えば、↓ の動画の4:38~の部分をご覧下され。
文字を書かれている方は日本で言うところの“神絵師持ち”というペンの持ち方でっすが、驚異的に美しい文字を書かれておりまっす。
これらのことを踏まえまっすと当然、楽器演奏上のフォームにもこの理論は適用出来ましょう。
ギターを例に取れば、オイラが神の如くリスペクトしているパコ・デ・ルシアの演奏フォーム(身体全体、左右の手指のフォーム)を寸分違わず真似することなど、少なくともオイラには不可能でありまっす。
当たり前でっすが、体格を含め手指の骨格、筋力、柔軟性、手の大きさ、指の太さ、指の長さ、爪の質・形状等はその人だけが持つ固有のものなのでっすから。
自分自身が最も自然、且つ、手指に過度な負担がかからず自由に動かせるフォームがその人にとって最良なフォームなわけで、場合によってはそのフォームは見た目的にギター演奏上の常識から逸脱した、“絶対にやってはいけない非常識なフォーム”に該当している可能性もあるわけでっす。
何事も一度は常識というものを疑ってみるのも大事な事なのかもしれまっせん。
あっ、でも、他人に迷惑がかかるような本当の意味で非常識な事を実行してはダメダメっすよ!

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