何だか今日は目がしょぼしょぼしましてね、眠い&ダルいっす・・・。
正直オイラは働き過ぎなんだよね。だっから、肉体的にも精神的にも疲弊するんだよね・・・。
うちのお店は例年12月30日まで営業しちょる。年始は5日からっす。あと10日ばかり頑張るか。
今年の1月1日の愚ブログで
さてもさても、2023年はどういう年になるのやら・・・。取りあえずオイラが連休を取れるのは次回の冬季休暇になるであろう・・・。
と書いたのでっすが、ほんとそのとおりになってもうたがな・・・。来年はもうちょっとまともに休みてぇなぁ・・・。
さて、冒頭の音源は毎度お馴染みパコの1978年リリースの近代スペインを代表する作曲家、Manuel de Falla(マヌエル・デ・ファリャ)を讃えたアルバム、“Paco de Lucía interpreta a Manuel de Falla(邦題:炎)”に収録されている“Danza ritual del fuego(火祭りの踊り)”でっす。
原曲のエッセンスを抽出してフュージョン的な音楽になっておりまっするが、めちゃんこカッコよろしなぁ。
先日ご紹介をした貴重な演奏動画もどうぞ。(14:06からでっす)
で、音源の3:48~3:51辺り、上の動画の動画18:05辺りから弾かれている3連符による神速ピカード(動画は音源より少し長めのバージョンっす)が素敵っ!
楽譜にしまっすとこんな感じでっす。
拍の頭に注目しまっすと、G-F-E-D-C-B-A-G-F-E-D-C-B(ソ・ファ・ミ・レ・ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド・シ)というシンプルな下降スケールになっちょりまっす。(FとDは#ね)
パコのようなスピードで弾くのは大変っすけど、とても良いエクササイズになるかと思いまっする。是非、練習のお供に。
【おまけ】
“火祭りの踊り”のオケ原曲の演奏動画をどうぞ。
スコアの冒頭はこんな感じでっす。
ヴィオラによるちょっと不気味なトリルから入りまっす。ちなみにピアノ・ソロ・アレンジの動画もどうぞ。
ピアノ・ソロ版の楽譜冒頭はこんな感じでっす。
パコはこのパッセージをラスゲアードで表現しちょりまっす。(音源1:41、動画15:55)動画を参考に楽譜にしまっすと、こんな感じでっす。
2小節目(4小節目も)はかなりのストレッチになりまっすが、頑張るしかないっすね。
“火祭りの踊り”のソロ・ギター・アレンジと言うと、旧愚ブログでご紹介をしたスペインの巨匠、Rafael Andia(ラファエル・アンディア)のものが秀逸っす。
原調より全音高いBm(ロ短調)によるアレンジでっすが、トリルの部分をやはりラスゲアードで表現しちょりまっす。
アレンジ譜(手稿譜)の冒頭はこんな感じでっす。
もしかしたら、アンディア先生はパコの演奏を参考にされたのかなぁ?普通にトリルをするより曲想も相俟って、とっても演奏効果の高い表現方法だと思いまっす。
参考までにアンディア先生によるこのアレンジのレクチャー動画もございまっす。
弾いてみたいチャレンジャーの方。アレンジ譜はアンディア先生のウェブサイトで無償公開されちょりまっする。(トップページのBIBLIOTHEQUEをクリック。他にもオリジナル作品、アレンジ作品が多数公開されちょりまっす)
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