
早いもので、パコ・デ・ルシアが2014年2月25日に急逝されてから今年で丸10年経ってしまったんだねぇ・・・。
当時は思いの外、パコ・ロス状態が続いて内心かなり落ち込んだのでっすが、十年一昔とはよく言ったもので、現在では冷静にパコの音楽を楽しめるようになりまっした。
パコ・ファンの方はご存知のとおり、急逝から約2ヶ月後にリリースされたニュー・アルバムは結果的に遺作となってしまったのでっすけど、その内容はパコの原点とも言えるアンダルシア民謡をアレンジした好個盤、“Canción andaluza(カンシオン・アンダルーサ)”だったのは偶然とは言え、何かしら運命的なものを感じざるを得ないものでっした。
恐らく、没後10年というメモリアル・イヤーに合わせたのであろうかと思われまっすが、このアルバムの採譜曲集が出版されたがなっ!
採譜者は毎度お馴染みのDavid Leiva(ダビ・レイバ)っす
念のため内容は以下のとおりざんす。
【Paco de Lucía/Canción andaluza(2014)】
María de la O
Ojos verdes
Romance de valentía
Te he de querer mientras viva
La chiquita piconera
Zambra Gitana
Quiroga por bulerías
Señorita
各曲の冒頭部分の譜面はこんな感じでっす。








“María de la O”の演奏音源をどうぞ。
パコの甥にあたるフラメンコ・ギタリスト、José María Bandera(ホセ・マリア・バンデーラ)他による”Chiquita Piconera”、 “María de la O”、”Romance de Valentía”の演奏動画もどうぞ。
たまにはこういうフラメンコもええっすなぁ。
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