雨でんなぁ・・・。
今年は桜の開花が例年より遅かったっすけど、東京は今週末くらいが一番見頃のようでっすな。あぁ、酒食らって花見をしてぇなぁ・・・。
なんでも、ここ近年は新入社員の最初のお仕事であろう(?)花見の場所取りが、ハラスメントだなんだと煩いらしくて命じ難いのだそうで、そこに目を付けた場所取り代行サービスがあるそうでっす。目の付けどころがシャープねっ!(古っ!)
もちろん、ハラスメントなんてあっちゃあならんのでっすが、ちょっとその分類が神経質過ぎてオイラ的にはかなりキモい・・・。サーセン・・・。昭和生まれなもんで・・・。
ほんと、マンドクセー世の中になっちまったもんだ・・・。
さて以前、“オイラ的にフェイバリットなファルセータ・シリーズ掟破り番外編30~パコ・デ・ルシア/激情(ブレリアス)”で書きまっしたとおり、“激情”はMario Escudero(マリオ・エスクデーロ、1928-2004)の作品でございまっする。
そこにも書いたのでっすが、Gerardo Núñez(ヘラルド・ヌニェス)が2004年にリリースしたナイスなアルバム、“Andando El Tiempo”にヘラルド・バージョンの“激情”が収録されておりんす。(冒頭の音源がそれね)
なので今回、パコ・バージョンでご紹介したファルセータと同じ部分のヘラルド・バージョンはどうなっているか採譜しまっした。比較してみまっせう。

音源:冒頭~0:10

音源:冒頭~0:14

音源:2:29~2:37

音源:2:56~3:05

音源:2:46~2:50

音源:3:17~3:21
ヘラルドの方がちょっとだけコードがシャレオツになっている部分がありまっすが、全体的にパコ・バージョンを踏襲している感じでっす。
現在、“激情”を演奏される方のほとんどがパコ・バージョンを底本にしていらっしゃると思われまっす。
でも、やっぱりオリジナルを知ってこそだと思ふのでありまっす。
今一度、マリオ・エスクデーロ大先生の貴重な演奏動画をどうぞ。
録音音源は1970年にリリースされたアルバム、“Mario Escudero Plays Classical Flamenco Music”に収録されちょりまっす。
iTunes Storeで購入可能っす。興味のある方は是非。

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