なんか、あっという間に11月も後半になりまっした。毎年、1年の経過速度の体感がアップデートされるんでっすけど、今年も更にアップデートされていまっす・・・。
元旦早々の能登半島地震、翌日の羽田空港地上衝突事故などは体感的には1週間前くらいの出来事のようだもの・・・。
1週間後はもう12月なわけでねぇ。もういくつ寝るとお正月どころぢゃないっすわ。瞬きしている間に年が明けそうっす・・・。
さて、冒頭の音源はフラメンコ・ギターのグラン・マエストロ、Niño Ricardo(ニーニョ・リカルド、1904-1972)のティエントス、“Cai Calorri(カイ・カロッリ)”でっす。
どうでもいいのでっすが、YouTubeのリカルド大先生のサムネが、フィルムで言うと“裏焼き”の状態でっすがな。(リカルド大先生はサウスポー・ギタリストぢゃありまっせん)
リカルド大先生がご逝去された年、オイラは7歳のお子様ぢゃったっす。
ギターっていうと、“人造人間キカイダー”のジローが常に肌身離さず背負ってる楽器という認識しかなかったもの。

でっすから、当然ながらリアルタイムでリカルド大先生はもちろんのこと、パコも知らぬわいな。つ~か、フラメンコって言葉も知らなかったわな。
大学のギター部で初めてフラメンコ・ギター音楽に触れたわけでっすけど、いきなり“スーパー・ギター・トリオ”でっしたからねぇ。
リカルド大先生の演奏音源をちゃんと聴いたのはだいぶ後になってからでござんした。
正直、初めて聴いた時は耳が完全にパコ耳になってしまっていたので、
古っ!これのどこが良いの?
と、大層罰当たりなことを言っておりまっしたが、フラメンコ・ギターに深くのめり込むにしたがって、その素晴らしさに漸く気付く始末・・・。
今回は冒頭部分を少しだけ採譜してみまっした。こんな感じでっす。
ティエントスのリズムって、ムズいんすよね・・・。何ていうか微妙な揺らぎみたいなものがあって、楽譜にし辛いでっす・・・。
これがパコの2004年にリリースされたアルバム、“Cositas Buenas(コシータス・ブエナス)”に収録されているティエントス、“El Tesorillo(エル・テソリージョ)”のように劇的に進化いたしまっすと、
アヴァンがギャルド過ぎて、コンパスを追うのが更にムズいっす・・・。
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