戦後80年。
歴史の一齣として捉えれば、つい最近まで日本は戦争をしていたのですよね。
8月6日。
たった80年前に広島に原子爆弾が投下されました。その3日後には長崎にも。
残念ながら、現在進行系で世界各国で戦争が行われているわけですが、核兵器が戦争で用いられたのは皆様ご存知の通り日本だけであります。
この80年の間で所謂、戦後生まれ世代が日本の総人口の8~9割を占めている令和の現在を踏まえれば、仮初めではあるかもしれせんが日本は何だかんだ言っても平和なのだと思います。
でも、決して忘れちゃいけないのですよね。過去の悲劇を。
洋画邦画を問わず戦争を題材にした名作映画はたくさんありますが、もし未見でしたら関川秀雄監督による1953年公開の映画、“ひろしま”は一度は観ておくべき映画だと思います。
では、ここからはいつものように。
やばいんすよ・・・。だるくって・・・。頭がもやんもやんするんすよ・・・。暑すぎて・・・。今日は静岡で41.4℃を記録したってさ・・・。もう、勘弁して下っさい・・・。
さて、昨日書いた通り、なんだか知らんすけど7月29日と30日に書いた記事が消滅してもうたので、取り敢えず29日に書いたファルセータ・シリーズをもう一度書きまっす。
間を置かずに同じ記事を書くっていうのはどうにもモチベーションが上がらぬなぁ・・・。まぁ、しゃねな・・・。
つ~わけで、冒頭の音源はTomatito(トマティート)の1991年にリリースされたセカンド・ソロ・アルバム、“Barrio Negro(バリオ・ネグロ)”に収録されているタランタス、“Callejón de las Canteras(カジェホン・デ・ラス・カンテラス)”でっす。
トマティートと言う、と特にBulerias(ブレリアス)のような超バリバリ・リズム系の曲の演奏がスンバラシイのでっすが、タランタスのようなテンポ・リブレ(自由リズム)の曲においても歌い回しや、音の詰め込み方が絶妙でこれまたムイ・ビエンっ!なのでありまっす。
んで、トマティートはこのタランタスで④=C#(半音下げ)、③=A(全音上げ)、②=C#(全音上げ)、①=F#(全音上げ)という変態チックな変則チューニングを使用しておりまっす。
冒頭をほんの少しだけ採譜しました。こんな感じでっす。
この曲はCapo.無しで演奏されちょるのでっすが、フラメンコ・ギターを嗜む方でタランタスを弾いたこと経験がある方、且つ、耳の感覚が鋭い方はCapo.無しなのにCapo.2で演奏されているように聴こえませんか?
一般的にフラメンコ・ギターのタランタス(もしくは2拍子系のタラントス)で使用されるF#mコードはこんな感じでっすよね。

これをCapo.2で弾いてみて下さい。

もうお分かりかと思いまっする。
トマティートの変則チューニングによるタランタスにおける冒頭のコード・アルペジョの実音は⑥=G#、⑤=A、④=D#、③=B#(C)、②=C#、①=F#でっす。
対して一般的なタランタスのF#mコードをCapo.2で弾いた時の実音は⑥=G#、⑤=D#、④=G#、③=A、②=C#、①=F#になりまっす。
ほぼ、同様の音使いになっちょるのね。
つまり、トマティートは変則チューニングを使用することによって、タランタスをCapo.無しなのにまるでCapo.2で演奏しちょるような演奏効果を演出しちょるのでありまっす。
Capo.無しでっすと、通常は出せない⑥のE音が使えるのでより音に深みを与えることが出来まっすよね。実にムイ・ビエンっ!なアイデアでありまっす。
トマティートはこのアルバムにおいて変則チューニングによるフラメンコ曲に大変積極的でありまっして、コロンビアーナス、“Armonías del Romañé(アルモニアス・デル・ロマーニェ)”では⑥=D(全音下げ)、⑤=G(全音下げ)、④=B(全音半下げ)、
タンゴス、“Caminillo Viejo(カミニージョ・ビエホ)”では⑥=D(全音下げ)、②=B♭(半音下げ)、①=D(全音下げ)
という変則チューニングで演奏しちょりまっす。さすがでありまっす。


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