2012年2月末、いつものようにヘロヘロで仕事を終え、JR小岩駅前のイトーヨーカ堂で買い物をしてからの帰宅途上。
自宅からほど近い場所にあり、毎日その前を通る“東京葬祭 慈光殿”が人で溢れ、なぜかテレビカメラも何台か出張って来て撮影をしており、「一体何ごと?」と何気なく入り口を見ると、元フォーリーブスの北公次さんのお通夜が営まれていた。
正直、「何で小岩の葬儀場で北さんのお通夜が・・・」と思いましたが、Wikipediaにあるように一時期、JR小岩駅南口のフラワーロード商店街でお店をやられていたそうで(僕は全然知りませんでした)、現在は奥様が“ポルーアラニ ブルーオレンジ”というお店を営んでいらっしゃいます。小岩に縁があったのですね。
フォーリーブスというと僕が物心ついた頃はトップアイドルであり、“ブルドッグ”という曲が大ヒットしていた頃はタイヤチューブをグイングイン引っ張って踊りの真似をしたものです。(タイヤチューブは張りがキツくて大変でした)
僕の中で北さんの記憶というとフォーリーブスでの活躍はもちろんのこと、その後はやはり現在渦中となっているジャニー喜多川氏および、ジャニーズに対する暴露本を出版された事です。
僕も当時、興味本位で拝読いたしましたが、かなりエグくショッキングな内容で吃驚しました。
当時の事を知る同世代の方はお分かりかと思いますが、この本は大変話題にはなりましたが、結局のところマスコミ各社(新聞、雑誌、テレビ)は一笑に付す感じで真剣には取り上げず、いつの間にか忘れ去られてしまった。
ですから先日、34年という長い年月封印されていた北さんの告発動画の存在を報道番組で知って驚きを禁じえませんでした。
この動画をご覧いただければ北さんが34年も前に現在、国連をも動かしたジャニーズ性加害問題の核心全てを告白し、更にはジャニーズJrに対して自分のような被害に会わぬよう真摯に警告を発している事が誰にでもわかるではないですか。
もし当時、この動画が世に出て正当に評価されていれば、少なくともジャニー喜多川氏の性加害による被害者はもっと少なく済んだのは明白であります。
遅きに失するとは正にこの一事であります。
この期に及んでマスコミ、特にテレビなどを観ますと未だにジャニーズ事務所に対してそこはかとない忖度を感じてしまうのは僕だけだろうか?あぁ、嫌だ嫌だ・・・。
さて、気分を一新いたそう。
冒頭の動画はノルウェーのギタリスト、Kristina Vårlid(クリスティーナ・ヴォールリ)によるリサイタルの一部でございまっする。
で、1曲目1で演奏されているギリシャのギタリスト・コンポーザー、Thodoris theodoroudis(トドリス・テオドルディス)の“Images from a sea”でっすが、作者も曲も初めて知るものでありんす。(焦汗)
2曲から成るコンサートピースでございまっして、タイトルどおり海からインスパイアされた作品で1曲目は“into the sea”、2曲目は“Waves”となっておりんす。
楽譜はこんな感じでっす。


⑥=D、②=B♭という変則チューニングってぇのが素敵っ!
幾分、Roland Dyens(ローラン・ディアンス)風味がございまっするが、これから演奏する方が増えるかも知れぬ。
楽譜(PDFのみ)はここから購入可能でっす。
脚注
- ちなみに2曲目はラトビアの作曲家、Pēteris Vasks(ペーテリス・ヴァスクス)の“The Sonata of Loneliness(孤独なソナタ)”、3曲目はJoaquín Rodrigo(ホアキン・ロドリーゴ)の“Junto al Generalife(ヘネラリーフェのほとり)”でっす。

この曲は初めて聴きました。演奏時間もそんなに長くなく、聴きやすい現代曲ですね。
2曲目の「孤独なソナタ」はマルシン・ディラが弾いていてCDにも入れていました。
ディラが初来日の時に実演を聴きました。この曲自体はあまり印象には残っていないのですが、さすがにディラはうまかった。楽譜はショットから出ているんですね。
けんいちさん
“Images from a sea”は格好のコンサートピースでっすね。
ヴァスクスの「孤独なソナタ」はマルシン・ディラをはじめ、最近弾かれる方が多くなってきました。
楽譜は1990年に現代音楽の演奏で名高いドイツのギタリスト、ラインバート・エヴァース(昨年ご逝去)の校訂で仰るとおりドイツのショットから出版されまっした。