世の中には紛うことなき変人畜は結構いらっしゃると思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでございますでせうか?
うちのお店でお付き合いをいただいている演奏家の皆様のほとんどは至ってごく普通の方々でっすが、決して名前は出せまっせんが、お一人だけ筋金入りのロコさんがいらっシャルル・ド・ゴール空港っ!お相手をするのは肉体的にも精神的にもかなり疲弊しまっす。
という訳で、本日某時にご来店されまっす・・・。憂鬱でっす・・・。(ちなみにギタリストではありまっせん)
さて、冒頭の音源は言わずと知れたAstor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の名作、“La Muerte del Ángel(天使の死)”でございまっす。めっちゃいい曲でっすね。
オイラのような素人がもしこの曲をソロ・ギターにアレンジしようとしたら、可能な限り原曲の音を盛り込んで再現しようとして、結果的に全く弾けないクソみたなものになっちゃうこと必至。
当然、超一流のギタリスト・コンポーザーでしたら、そんな愚を犯すことは100%ありまっせん。
この曲に限って言えば、個人的にはLeo Brouwer(レオ・ブローウェル)のアレンジを超えるものはないと思うちょりまっす。
バリバリのギタリスト時代のレオ・ブローウェル大先生自身の演奏動画をどうぞ。
素晴らしすぎて溜息しか出まっせんっす・・・。
このアレンジはレオ・ブローウェル大先生の“Tres Piezas Latinoamericanas(3つのラテンアメリカの小品)”の中の1曲で、タイトルは単に“Tango(タンゴ)”となっております。
他には有名なBailecito(バイレシート)、“Viva Jujuy”をモチーフにした“Danza del Altiplano(高原の踊り)”、
Carlos Guastavino(カルロス・グアスタビーノ)の“Cuatro Canciones Argentinas(4つのアルゼンチンの歌)”から“En los surcos del amor”をモチーフにした“Canción – Triste Argentio(カンシオン – トリステ・アルヘンティーノ)”が、
収録されちょりまっす。
“高原の踊り”は大昔からピースで出版されちょりまっしたが、“3つのラテンアメリカの小品”は恐らくグアスタビーノとピアソラの版権問題があって未出版状態だったものが、2015年にようやく正式に出版されまっした。
“タンゴ(天使の死)”は出版以前から著名なギタリストたちが演奏、録音をしちょりまっしたが、これは恐らくレオ・ブローウェル大先生と親交のある方々が、手稿譜のコピーを贈られたからと思われまっす。(手稿譜にはLa Muerte del Ángelと書いてありまっすね)
旧愚ブログにも書いたことがありまっすが、20年以上前にお客人にどうしてもこの曲を弾きたいので採譜をしてくれないかと土下寝の勢いで頼まれた事がございまっして、普通、楽器店の店員はそんな事はしないのでっすが、普通ぢゃないオイラは自分も弾きたかったので快諾し、採譜した楽譜は贈呈したのでっすが、どうしても受け取って欲しいと嘆願され、福澤諭吉の細密画と交換した事がございまっした・・・。
現在出版されている楽譜はこんな感じでっす。
アレンジメントとしては本当に非の打ち所がないっすわ。(脱帽)
あっ、ロコ様がいらっしゃいまっした・・・。アディオスっ!



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