毎年毎年毎年毎年同じことを言うておりまっすが、今年もあっという間に11月になってもうた・・・。あと2ヶ月で2023年かい・・・。
時期尚早の感想でっすが、2022年は体感的にはマヂで呪われた1年だった。その最大のものは現在進行系のウクライナ~ロシア情勢でございませう。
何度も言いまっすけど、楽器店は平和産業なので不穏な世界情勢がある程度収束せぬことには誠に厳しいのでありまっす。とは言っても、こればかりはねぇ・・・。まぁ、このまま年を越すのはまず間違いないでせう。
ということで、来年こそは少しでも良い年になることを祈り、冒頭にポーランドのギタリスト・コンポーザー、Jan Nepomucen Bobrowicz(ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ、1805-1881)の“Air d’Ukraine varié Op.7(ウクライナ民謡による変奏曲Op.7)”の音源を載せまっした。
クラシック・ギターの世界ではボブロヴィッツは良く知られてはいまっすが、かなり技巧的な作品が多いためか、演奏や録音は少ないかもしれないっすね。
余談でっすが、ボブロヴィッツは同国のFrédéric Chopin(フレデリック・ショパン)と時代が完全に被っておりまっす。
でっすので、あのFrancisco Tárrega(フランシスコ・タレガ)より前にショパンのピアノ作品をアレンジメントしていたりしまっす。
マズルカのOp.6、Op.7から8曲がセレクトされちょりまっす。1
Op.6-1を弾いている動画がござんした。
さて、この“Air d’Ukraine varié Op.7(ウクライナ民謡による変奏曲Op.7)”はパブリックドメインになっておりまっすので、初版ファクシミリ版が無償で公開されちょりまっす。楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
主題に選ばれている民謡(歌)を探してみたのでっすが、見つからなんだ・・・。ご存じの方がいらっしゃいまっしたら是非、ご教授下さいまっし。
弾いてみたい方は下記からDLって下され。
Jan Nepomucen Bobrowicz(ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィッツ)/Air d’Ukraine varié Op.7(ウクライナ民謡による変奏曲Op.7:ファクシミリ版)(PDF)
脚注
- 現在入手可能な楽譜は、Editions Orpheeから刊行されている“8 Mazurkas op.6-7 ”、もしくはIMSLPから無償でファクシミリ版(リンクページのArrangements and Transcriptionsをご参照下され)をDLれまっす。
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