8月から今月にかけて、東京~千葉~埼玉~神奈川で連続して“緊縛事件”が起こっておりまっす。
今のところ、これらが全て同一犯(主犯=指示役)によるものかはわかりませぬが、“闇バイト”臭がプンプンしまっすし、近年、このような事件が多発しちょるのは日本の安全神話の崩壊が本格的に始まったという事なのかもしれまっせんね。
それでも、海外の犯罪環境に比べればまだマシなのかもしれまっせんけど、確実に日本の犯罪もグローバルスタンダード化を目指しているのだろうかねぇ。
いずれにしろ、断じて許し難い行為であるので、特に“闇バイト”に関しては早々に厳罰を与えられるような法律改正を求めたい今日この頃、皆様如何お過ごしでせうか?
さて、冒頭の音源はイタリアのギタリスト、Luigi Vedele(ルイジ・ヴェデーレ)の2017年にリリースされたアルバム、“British-American Composers (Of the 20Th Century)”に収録されているエゲレスの作曲家、Jerry Goldsmith(ジェリー・ゴールドスミス)が、ブラジルのマエストロ、Laurindo Almeida(ローリンド・アルメイダ)のために書いた純然たるクラシック・ギター・ソロ作品、“Toccata(トッカータ)”の演奏でっす。
もうね、ジェリー・ゴールドスミスと言えば、数々の名作映画の音楽を作曲した方として夙に有名でござんすな。
ちなみにジェリー・ゴールドスミスはクラギの方にはお馴染みの作曲家、Mario Castelnuovo-Tedesco(マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ)のお弟子さんでありまっす。
で、オイラは中高生の頃は毎月、映画雑誌の“スクリーン”や“ロードショー”を貪り読む“映画少年”でっした。
ほんと、あの頃はたくさんの映画を観たなぁ・・・。
それもあって、映画のサントラを聴くのも大好きだったのでジェリー・ゴールドスミスのお名前はその頃から存じておりんした。
特に思い出深いのは“Planet of the Apes(猿の惑星)”(1968年)、
“Papillon(パピヨン)(1973年)”、
“The Omen(オーメン)”(1976年)、
“The Cassandra Crossing(カサンドラ・クロス)”(1976年)、
“Alien(エイリアン)”(1979年)、
“Poltergeist(ポルターガイスト)”(1982年)
“First Blood(ランボー)”(1982年)、
などなど、枚挙に暇がありませぬ。
んで、ギターソロのための“トッカータ”でっすが、楽譜にしまっすと3Pの小品ではあるのでっすが、とっても充実した内容のコンサートピースでござんす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
演奏技術的に困難なパッセージはありませぬし、曲も分かりやすいでっす。
楽譜は現在、メリケンのMel Bayから刊行されちょります、“The Complete Laurindo Almeida Anthology of Guitar Solos”に収載されておりまっす。(製本版&PDF版)
この曲以外にもたくさん興味深いギターソロ作品(アレンジを含む)が収載されちょりまっす。オススメでっす。


コメント