現在、絶賛“2022 FIFA ワールドカップ カタール”が開催されているわけでっすが、
サーセンっ!
オイラはガキンチョの頃、野球・水泳・バレーボールに勤しんでいたものでっすから、サッカーのことはほとんど知らねのす。記憶では中学時代の体育の時間で少しプレイしたくらいなのね。
だもんでっすから、“キャプテン翼”も読んだことないのす・・・。
したがって毎回、ワールドカップにおけるサッカーの異常とも言える盛り上がりに正直ついて行けないのでありんす・・・。
なので、リアルタイムでワールドカップを観賞することもないのでっす。お許し下さいいつまでも。
さて、冒頭の音源はブラジル音楽の父と称えられるPixinguinha(ピシンギーニャ)の名曲、“Um A Zero”でっす。
曲名の意味は1対0でございまっして、これは1919年のサッカー南米選手権でブラジルがウルグアイを1対0で下して優勝した事を表しているそうでっす。さすがサッカー王国・伯剌西爾っ!
とてもテンポが早い“Choro(ショーロ)”形式の曲なのでっすが、確かにサッカーの試合のスリリングな展開を彷彿とさせるような曲調でございまっするね。
で、この曲のソロ・ギター・アレンジの演奏というとまず頭に浮かぶのはブラジルの巨匠、Carlos Barbosa-Lima(カルロス・バルボサ=リマ、1944-2022)でっす。
リマ大先生はボートに揺られながらめっちゃ簡単そうに弾いておられまっすが、これはかなりムズいアレンジでございまんするすよ。
次はやっぱり、Roland Dyens(ローラン・ディアンス、1955-2014)のアレンジっすね。
ディアンス大先生は脚を組んだラフなフォームでさらりと演奏されちょりまっすが、これも超絶的にムズいアレンジでございまんするす。
譜面のラストに“GOAL!”と書かれているのが、ディアンス大先生らしい洒落が効いていて素敵っ!
奇しくも名ギタリストで名アレンジャーであるお二人は共に鬼籍に入られているんだよね・・・。
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