
このシリーズは一体いつまで続くのであろう・・・。
さて、何度も書いた“松屋浅草”でのアルバイトは2年やって諸事情により終了してもうたのでっすが、3回生からの3年間(謎)は実家からチャリンコで10分弱の葛飾区立石某所にあった元は酒屋さんだったのを、社長さんがコンビニとスーパーを合体したようなお店にリニューアルした所で卒業間近までバイトをしちょりまっした。
このバイト先でのお話はここやここ(注:このお話はかなりキモいので自己責任でお読み下され)に書きまっしたが、そこにチラッと書いた
このバイト時に遭遇した様々な出来事については旧愚ブログでいくつか書いたのでっすが(1年中黄ばんだマスクをして閉店間際に来店するオヂさんの話や、腐臭漂う謎の店内の話や、大雪が降って帰宅に2時間近くかかった話などなど)
のうち、“1年中黄ばんだマスクをして閉店間際に来店するオヂさんの話”と、“大雪が降って帰宅に2時間近くかかった話”をまだ書いていなかったので一気に書きまっす。
このお店でオイラは基本的に20時から閉店の23時までの遅番で勤務しておりまっした。
で、“1年中黄ばんだマスクをして閉店間際に来店するオヂさん”でっすが、この方はほんといつも閉店作業を始めようかという時間にふらっと現れる方で、もちろん、買い物もされるんすけど、いつも必ず空き瓶を袋にパンパンになるまで詰め込んだものを3つくらい持参されるのでありまっす。
今はどうか知らないっすけど、当時はこうした空き瓶を1本5円~10円で換金出来たんでっすよね。オイラもガキンチョの頃はよく近所の酒屋さんに持ち込んで小遣いにしておりまっした。
で、このオヂさんなんすけど、マヂで1年を通して仄かに黄ばんだマスクを着用しておりまっして、しかも、いっつも無言でレジに空き瓶が入った袋をでんっと置かれるのね。
初めてこのオヂさんの接客をした時は理由がわからず、社員の方に
〇〇君。空き瓶の換金だよ。
と言われて漸く事の次第を知ったのであった。
んで、換金をするとオヂさんはレジ横に置かれたタバコケースを徐ろに指でツンツン突くのね・・・。
え?今度は何?とシドロモドロになっていると、どうやらタバコを購入したいという意思表示だと気付いた次第。
オヂさんは必ず“ショートホープ”を2箱買われたっけ。
そんなこんなで4年の間に何十回となくこのオヂさんの接客をしまっしたけど、最後の頃は少し喋ってくれるようになりまっしたが、相変わらず寡黙でありまっした。
そんなある日。
たまたま近所の土手を散歩しておりまっしたら、チャリンコに乗ったこのオヂさんに遭遇し、何故か橋詰にチャリを置いたオヂさんは何の躊躇いもなく土手下に降りて行き、橋の橋梁部分に設置されたダンボールハウスへと消えて行きまっした・・・。アンダー ザ ブリッジなオヂさんだったのね・・・。
当時、年齢は60代だったと思われるので、あれから36年の月日が経っておるわけで恐らく既に旅立たれているだろう・・・。(合掌)
さてお次は“大雪が降って帰宅に2時間近くかかった話”でございまっすが、上述した通り、このお店は実家からチャリンコで10分弱という近場にございまっした。
何故、大雪が降ったくらいで帰宅に2時間近くもかかってしまったのか?
この日もいつも通り遅番でバイトに入ったオイラ。
20時頃はちらほらと降っていた雪が、気がついたら東京には珍しく牡丹雪に変わりまっして、時が経つにつれてまさしく「ここは雪国か?」っていうくらいの勢いで降り始めたのでございまっす。
23時過ぎに全ての閉店作業を終え、車で通勤されている社員の方は「こりゃやべぇな・・・。チェーン巻くのも面倒だし今日は電車で帰るわ」と京成青砥駅に向かわれ、チャリンコで通勤しているオイラは「まぁ、手でチャリを押して行けばわけないやろ」と歩き出したのでっすが、その時既に踝が完全に埋まるくらいの積雪になっており、当然、チャリのタイヤも埋まってもうて遅々として進まぬ・・・。
しかも、実家に辿り着くには不可避な中川に掛かる“奥戸橋”を渡らねばならぬ・・・。

奥戸橋詰には階段があるのでっすが、階段が雪で埋もれてしまっておってとてもぢゃないけどチャリを担いで登るのは危険すぎると判断し、車道をチャリを引きながら歩いたのでっすけど、これがちょっとした登り坂になっておりまっして、当日、底がツルンツルンのスニーカー履きだったので滑りまくって全然登れぬ・・・。
その間、車も横を通り過ぎて行くのでこれまた危険・・・。もう、気分的には
八甲田山死の彷徨かよっ!
っていう感じでありまっして、牛歩の進みで漸く橋詰に辿り着いたものの、普段は全く気づかんかったのでっすけど、奥戸橋って結構長いのな・・・。
橋の上は風が強く、ビシバシとオイラの頬に牡丹雪がパンチを食らわせ、スニーカーはほとんど雪に埋まっているので足の感覚が無くなってくるし、そんなこんなで反対側の橋詰に着いた時、オイラはふと立ち止まった・・・。
こ、今度は下り坂ぢゃねぇか・・・。
もうね、ここまで来るとヤケクソでありまっして、「ええいっ!ままよ」と降り始めたのでありまっすが、まぁ、滑る滑る・・・。何度もコケたっす・・・。
橋を渡った時点で低体温症でぶっ倒れてもおかしくないくらい身体が冷え切ってもうた・・・。
その後はずっと平地ではあるのでっすが、実家へは距離的にまだ3分の2以上残っておる・・・。当然、チャリに乗ってすいすいと進めるはずもなく、本当の地獄はここから始まったのであった・・・。
そんなこんなでボロボロの状態で実家に辿り着いたのは
午前0時30分過ぎ
というあり得ない時間が経過しておりまっした・・・。
2014年の2月に東京に大雪が降りまっしたよね。
<その時に撮影した写真>

このバイトの時もほぼこれくらい降りまっした。
今振り返れば、チャリはお店に置いて徒歩で帰宅した方が多分、もっと早く帰れたかもしんない。

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