
誰にでも青春時代の甘酸っぱい思ひ出の一つや二つはあるものでございましょう。
かく言うわたくしにもございます。あぁ、なんと甘美なるあの青春の日々よ!あぁ、なんと切なき恋の思ひ出よ!あぁ・・・。
ったく、ウザいっすね・・・。(デジャヴ)
今回は旧愚ブログで確か“真珠哀歌”などというふざけたタイトルで書いたもので、若干、シモネッタが入りまっすので、そんなものは目が穢れるっ!という方は早々に離脱されたし。
学生時代のある時期にお付き合いをしておりました2歳年下の彼女はその当時でも既に珍しい、これまで“純粋培養されて育ったの?”と思うてまうくらい超真面目な子でござんした。正直に言ふ。
杉咲花さん似のメッチャ可愛い子
でっした。な訳で、以下この子は花ちゃんと呼びまっす。
で、過日。映画を観たり、上野動物園に行ったりという感じでデートをしまっして、その後、散策がてらそのまま御徒町方面へ歩いて向かいまっした。
皆様ご存知のとおり、御徒町と言えば昔からジュエリータウンとして有名でっすよね。
なもんでっすから、花ちゃんはショーウインドウを見るたびに「わぁ~、綺麗っ!」と、まるでジブリ映画に出てくる女の子みたいなリアクションではしゃいでおりまっした。
しばらく歩くと主に真珠をメインに扱っているお店がありまっして、そこでも花ちゃんはテンション上がりまくりだったんすけど、オイラは宝石に関しては全く興味ないのでぼぉ~っと眺めていまっした。んで、真珠を何気なく見ておりまっしたら何の他意もなく
オイラも将来、真珠入れようかなぁ~。
と、つぶやいたのな。
その途端、花ちゃんは屹度オイラを振り返り、まるでケダモノを見るような目つきでオイラを睨んだのであった・・・。
え、え、なになに?ど、どうした?
と狼狽えるオイラ・・・。
その後は何とも気まずい雰囲気になってもうたのは言うまでもなかろう。
そんなこんながあったわけでっすが、結局は花ちゃんとはお別れすることになりもした。あ、でも、この時の事が原因ではござらぬ。
さて、ここまで読まれたご奇特な方は薄々お分かりかと思いまっす。
冒頭でオイラは花ちゃんの印象を“純粋培養されて育ったの?”と書きまっした。
がっ!But!しかしっ!
例の真珠云々の件で花ちゃんが、“オイラを振り返り、まるでケダモノを見るような目つきでオイラを睨んだ”ってぇことは、この超真面目な花ちゃん。“真珠を入れる”っていう意味を知っていた事になるではないかいっ!オーマイガッ!まぁ、世の中そんなもんだよね・・・。
さてもさても、今から10年近く前でありませうか。
都内某所を歩いておりましたら、すれ違いざまに不意に
◯ちゃんっ!久しぶりっ!
と、女性に声を掛けられたのな。
でっすが・・・。オイラは全く見覚えのない方でございまっしてね・・・。なので正直に
ど、どちら様でせうか?
と、問うと
もうっ!私よっ!△よっ!
と、宣われる。
何とっ!あの花ちゃんであったっ!
でもねぇ・・・。ほんと申し訳ないんすけど、オイラの記憶の中の花ちゃんはもの凄くほっそりとした清楚な女の子でありんして、でも、目の前の花ちゃんはゆりあんレトリィバァさんにメタモルフォーゼしておりまっしてね・・・。
思いがけない邂逅でっすからお茶でもするかいと、近くにあった喫茶店に入って近況を語り合いまっした。
花ちゃんは20代半ばで結婚をし、3児の母に。その子たちも立派に社会人になられ、もうすぐ、孫も生まれると聞いてクリビツ。いやはや、時の流れっていうのは実に偉大でありまっす。
試しに例の“真珠を入れる”件について尋ねたのでっすが、本人は全く覚えちょらんかった・・・。まぁ、世の中そんなもんだよね・・・Part 2。

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