蓄積型熱中症を疑ってしまうくらいだりぃ・・・。
今日は起床時からず~~~~~っと頭の奥の方がボォ~っとしちょるし、やる気スイッチを連打しても全然やる気が起こらぬ・・・。てゆ~か、オイラのやる気スイッチって稼働したことがあったっけ?
んで何すか、今日の異様な蒸し暑さわっ!だる”ぁ~~~~~~~~っ!
先日、田んぼを貸している茨城県某市の某氏から、今年の年貢米(新米)を渡す準備が出来たとの連絡がありまっした。
昨年は一俵(60kg)が初めて弐萬圓を超えたのでありまっすが(J◯価格)、今年は何と
三萬伍阡圓っ!
ですって・・・。
皆様っ!間違いなく今年の新米はお高くなりまっす・・・。お許しくださいっ!
まぁ、うちは毎年一俵分を当然ロハで貰い(残りは現金をいただく)、米に関しては20数年購入したことが無いのでっすけど、現在、米を作っていただいている方はその集落で唯一の専業農家になってもうたし、まもなく80代になられるので恐らく来年~再来年あたりで引退されるであろうことが予想される・・・。
これも時代の流れぢゃあ・・・。
さて、冒頭の音源はPaco Peña(パコ・ペーニャ)大先生の1988年にリリースされたアルバムで、オイラが一番お気に入りの“Azahara(アサーラ)”に収録されているソレア、“Acera del Rio(アセラ・デル・リオ)”でございまっする。
直訳すると“川辺の鋪道”でせうか?それにしても美しい演奏だなぁ。
パコ・ペーニャ大先生の演奏スタイルはある意味、オーソドックスで地味ではあるのでっすが、奇を衒う感じが全く無く、聴いていてものすんごくホッとするんでっすよ。
とっても格調高いフラメンコ・ギター音楽を堪能出来まっすし、これからフラメンコ・ギターをやってみようかなという方々にとって、曲種やコンパスの勉強用教材としても非常に優れていると思いまっす。
このソレアも実にわかりやすくてムイ・ビエンっ!でありまっす。
冒頭部分を採譜してみまっした。こんな感じでっする。
のっけから4(左小指)を駆使したり、コードの押弦が若干ムズいでっすが、これはゆっくり練習して頑張るしかないっす。
経験したことがない方にとって特に難しく感じるのは、7小節3拍目の V/VIセーハ部分の押弦でせうか。
これは所謂、“斜めセーハ”と呼ばれるものでございまっして、1(左人差し指)の根元を5フレットに固定し、先端部分は⑤=6フレットのD#を押さえまっす。
一見不合理に見えまっすけど、2拍目のDm7コードを押さえたまま弾けるので、やったことが無い方はこれを機会に覚えませう。
クラギの曲なんかでも斜めセーハの指示が無い楽譜でも、前後のパッセージで斜めセーハを使用した方が遥かに弾きやすくなる場合がございまっす。
Mauro Giuliani(マウロ・ジュリアーニ)の、“Rossiniana No.1 Op.119(ロッシニアーナNo.1 Op.119)”冒頭に出てくるパッセージは有名でっすね。
楽譜(初版ファクシミリ版)の赤い囲い線のパッセージです。

ここをVI/VIIの斜めセーハで押さえまっす。

青い符玉のA#を1(左人差し指)の根元で押さえ、赤い符玉のバス音Bは1(左人差し指)の先端で押さえまっす。
チェコの名手、Pavel Steidle(パヴェル・シュタイドル)さんの演奏動画をどうぞ。1:08~1:14に注目っ!
以上、ご参考までに。


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