声優の池田昌子さんがご逝去されたのですね・・・。享年87歳。
池田さんと言えばワタクシの世代はアニメーションの“エースをねらえ!”のお蝶夫人こと竜崎麗香、“銀河鉄道999 )”のメーテル、そして、Audrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)の吹き替えのお声が忘れられません。
その凜とした上品な声音は一度聴いたら誰もが虜になるほど耳に心地良くて素敵でした。合掌。
さて、冒頭の動画はハンガリーのギタリスト、Borbála Seres(ボルバラ・セレス))によるFernando Sor(フェルナンド・ソル)の“24 Leçons progressives Op.31(24の漸進的なエチュード Op.31)”のNo.3の演奏です。
真面目に古典期のギター・エチュードを練習されている方でしたら、一度は目を通したことがあるエチュードかと思います。
ワタクシは実に不真面目な、つまりは“すちゃらかギター弾き”でございましたし、ずっと独学で弾いてみたい曲ばかりを選んで遮二無二弾いておりましたので(だから、進歩しないんですけどね・・・)、きちんとエチュードを弾いたことはありませんでした・・・。
ではなぜ、このOp.31-3のエチュードに憧れたのかと言いますと、高校一年のある日、例によって地元小岩の新星堂にギターのレコードを探しに行きましたら不世出の天才、渡辺範彦さんが1979年にリリースされたアルバム、“渡辺範彦 編 ソル:24の練習曲”がございまして購入したのでございます。1


ちょっとややこしいのですが、“24の練習曲”というアルバム・タイトルではありますが、“24の漸進的なエチュード Op.31”の全曲録音盤ではなく、Op.31の他にOp.35、Op.60から全24曲をセレクトして録音されたものでございます。2
実はこのアルバムには収録曲全曲の楽譜も封入されておりました。
今思えば、渡辺範彦さんの運指が施されていたと記憶しておりますので大変貴重な楽譜でした。大切に保管していたはずなのですが、行方不明になって既に何十年も経ってしまった・・・。
渡辺範彦さんのアルバム全曲の貴重な音源をどうぞ。
音源をお聴きいただけましたらお分かりの通り、このレコードのA面1曲目がOp.31-3だったのでございます。
流麗、且つ、美しい演奏に一発でやられてしまいまして、青春時代のほんの一時はこの曲ばかりを弾いていました。
ソルの手稿譜(?)はこんな感じです。
懐かしいなぁ・・・。純粋にギターを楽しんでいたあの頃は最高だったな・・・。
【追記】
もし、この“10代の頃にメチャンコ憧れた曲~甘酸っぱいぜっ!”シリーズを読んで下さっている超奇特な方、且つ、素晴らしき記憶力をお持ちの方がいらしたら、今回の記事はPart 14ぢゃね?と気づかれたでせうか・・・。
そうなのです。
本当はPart 14なのですが、今日まで全く気づかなかったのでありますが、Luigi Mozzani(ルイジ・モッツァーニ、1869-1943)の“Feste Lariane(フェステ・ラリアーネ)”の事ををPart 8とPart 13の2回書いてしまっておりました・・・。(こちらに気づいていた方はいらっしゃるかも知れませぬね)
しばらく旅に出ます・・・。探さないで下さい・・・。


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