こんにちは、ピンク・タイフーンでっす。ハイっ!台風なんか眼中ねぇぜっ!というわけで今日も出勤しちょりまっすよ。んで今、すんげぇ雨降っちょるよ。雷も鳴っちょるよ。ちゃんと小岩に帰れるだろうか・・・。というわけで我が愛する街、小岩なんすけど駅の北口、南口ともに大規模再開発が始まっておりまっす。最終的にはオイラが物心ついた頃から目にしていた雑然とした麗しき小岩の風景は消えてしまうのだろうな・・・。なので、当時の小岩の原風景を今に残すスポットやオススメの新しいスポットなどを折に触れてご紹介したいと思いまっす。
1回目はJR小岩駅南口、フラワーロード商店街にある知る人ぞ知る演歌の殿堂、“音曲堂”さんでっす。
なんと創業は昭和6年(1931年)!うちのお店は昭和40年(1965年)創業でっすから、大先輩っすよ。
ちなみに1931年というと“上を向いて歩こう”を作曲した中村八大がご誕生、伝説の俳優、James Dean(ジェームズ・ディーン)がご誕生、Charles Lindbergh(チャールズ・リンドバーグ)夫妻が北太平洋横断に成功、古賀政男の“酒は涙か溜息か”リリースされた年でもありまっす。
音曲堂さんは楽器なども多少扱っているいわゆる昔ながらのレコード屋さんなのでっすが、特に演歌系にめっちゃ強いお店でございまっす。
コロナ禍で今は難しいでしょうが、演歌歌手の方のキャンペーンも盛んに行っていて、当時無名で現在は誰もが知る大物クラスの方もほとんど音曲堂さんにいらっしているはずでっす。
実は音曲堂さんはオイラのギターの原点とも言うべきお店でございまっす。
小学校を卒業し、中学校入学までの短い春休みの間に突如ギターに目覚め、訳が分からないまま最初に購入した楽器は後にアコギだったと気付き、クラシック・ギターも弾いてみたくなったオイラは両親にねだり、翌年の誕生日に音曲堂さんでYAMAHAの当時¥25,000だったクラシック・ギターを買ってもらったのでございまっす。
その楽器は大学のギターサークルの時も使っていて、入部と同時に強制的にフラメンコ・ギターを弾けっ!と先輩の鶴の一声で始め、当然、ゴルペ板なんか貼ってないのでそのままゴルペを打ち続けたら表板が段々掘れてきてしまい、最終的に下敷きを切ったものをセロハンテープで貼って弾いていたのであった・・・。
更に恐ろしいことに、オイラが現在のお店に就職した時もそのギターを弾いちょりまっした・・・。
その後、このギターはボッコボコで使い物にならなくなってしまったので処分してもうたけど、今思えば記念に取っておけば良かったと後悔先に立たずでござんす。
【2024年12月11日付記】
小岩駅北口&南口大規模市街地再開発事業により今月の2024年11月15日に閉店してもうたのでっすが、現在は小岩サンロード(区役所通り)に移転されて営業を再開されちょりまっす。

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