いつの間にやら11月でっすか・・・。今年もあと2ヶ月かぁ・・・。あっという間ぢゃねぇ。
まぁ、オイラとしては過ごしやすい季節になったのでめちゃんこ嬉しい。手足が悴むくらい寒くなったら更に良しっ!暑いのは嫌っ!
でも、相変わらず寝が浅いんでっすよねぇ・・・。
リフレ社謹製、“ぐっすりずむ”というブツを母上に3袋もいただいたので就寝前に服用しちょるんでっすが、多少は効いているかなという感じはするのでっすけど、オイラ的には劇的な効果はそれほど感じられぬ・・・。
むしろ、就寝前に5合くらい酒を呑んだら寝られそうな気もするのでっすけど身体に悪そうだし、逆に頻尿で目が覚めちまうだろうな・・・。
牧歌的に穏やか、且つ、自然な深い睡眠を得られる方法はないものか・・・。
さて、冒頭の音源はメリケンの巨匠、Alice Artzt(アリス・アーツ)によるエゲレスのギタリスト・コンポーザー、John W. Duarte(ジョン・W.デュアート、1919-2004)の佳品、“Idylle pour Ida Op.93(イダのための牧歌Op.93)”の演奏でっす。
副題に“Hommage à Ida Presti”とあります通り、夭折の天才ギタリスト、Ida Presti(イダ・プレスティ)への讃歌となっておりんす。
この作品はイダ・プレスティの弟子でもあったアリス・アーツの委嘱で1982年に作曲され、翌年にアリス・アーツが初演をしちょりまっす。
哀愁に溢れたメロディーでっすが、全体的にタイトル通り牧歌的で素敵っ!
デュアート大先生のウェブサイトに貴重な手稿譜の冒頭部分が掲載されちょるのでっすが、
最初は曲タイトルが、スペイン語で“Sonidos para Ida(イダのための音楽)”だったことが伺えまっす。
出版譜冒頭部分はこんな感じでっす。
デュアート大先生はギター作品を数多く残されていまっすが、ギターに大変精通した作曲家でございまっすので、どの作品も無理がなく楽しめるのが良いっすね。
弾いてみたい方。
某現代ギター社に在庫があるようでっす。



この楽譜、持ってます。
たぶんアリス・アーツのレコードで聴いて弾きたくなって購入したと思うのですが、
ちょっとは練習したのですが、結局ものにならずお蔵入りになりました。
で、この曲ってIdylle とIdaをかけてるんですね。ちょっと苦しいけどイダの為のイダ?
邦訳するとその辺のところが伝わらないんですね。
デュアルテってこういう茶目っ気があってはロッシニアーナop.119ならぬロシアーナop.119なんて曲も書いてますね。
ところでアリス・アーツって最近はどうされてるんでしょうか?
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。
>この曲ってIdylle とIdaをかけてるんですね。
さすがですねぇ。深いっ!
そう言えば、ウェス・モンゴメリー讃歌の「Sua Cosa Op.52(スア・コーザOp.52)」も、ウェスの「Mi Cosa(ミ・コーザ)」のパロディでっすね。
>ところでアリス・アーツって最近はどうされてるんでしょうか?
ワタクシも気になって調べてみたのでっすが、まったく消息が掴めませんでっした。現在、82歳のはずでっすから、演奏活動はしていらっしゃらないでせうね。
全然関係ありませんが、昨日デヴィッド・ラッセルのギターリサイタルに行ってきました。
演奏技術、音楽性、美しい音色と申し分なく大変感動しました。今や世界最高峰のギタリストだと思います。
Luziaさんは聴きに行かれますか?
けんいちさん
デイヴィット・ラッセルのコンサートに行かれたのですね。いいでっすなぁ。
>今や世界最高峰のギタリストだと思います。
ワタクシそう思いまっす。
最後に実演を聴いたのはずいぶん昔でっすが(アンコールでカルロ・ドメニコーニの「コユンババ」を全楽章弾かれたのにクリビツしまっした)、ラッセル先生の演奏を拝見すると「ギターって実はそんなに難しい楽器ぢゃないんぢゃね?」と錯覚してしまうほど技術的困難さを全く感じさせませんし、何よりあの美音で奏でられる高度な音楽性、奇を衒わないプログラムなどなど、どこを取ってもパーフェクトだと思いまっす。
6日(木)は残念ながら仕事のため行けそうにありまっせん・・・。近年、コンサートホールには楽器搬入ばかり行っているだけの哀れ野郎でっす・・・。
昨日はアンコール曲を3曲も弾いてくれました。
終演後はCDにサインをもらい、一緒に写真も撮ることができました。
至福のひと時でした。
けんいちさん
デイヴィット・ラッセル先生、太っ腹っ!お人柄が慕ばれまっすねぇ。