台風10号はだいぶ西に方角を変えながら、最終的には日本列島を縦断しそうな感じになってまいりまっした・・・。これはさすがに警戒しないとマズイかも・・・。
昨日から6日ほど関西方面に出張している社員が一人いるのでっすが、心配でっす・・・。
さて、冒頭の動画はチェコのギタリスト、Josef Mazan(ヨゼフ・マザン)による師である同国のギタリスト・コンポーザー&巨匠、Štěpán Rak(シテパン・ラック)の有名な超絶作品、“Hora(ホラ、もしくはRumunský tanec-ルーマニア舞曲)”の演奏でっす。
サーセン!
この曲に関しては旧愚ブログで一度書いておりまっす。
その折にラック先生が公開して下さったこの曲の初期バージョンの手稿譜と


その後、ラック先生がFacebook上で公開して下さったニューバージョンの手稿譜を


おまけ付きとして進呈させていただきまっした。
近年は様々なギタリストがこの曲を演奏されちょりまっすけど、やっぱりラック先生のヴィルトゥオージティな演奏には敵いませぬ。(若干、やり過ぎの感もあり?)
ラック先生自身による初期バージョンの演奏動画をどうぞ。
ラック先生によるニューバージョンの演奏動画もどうぞ。
お家でもノリノリのラック先生。
ラック先生は今月の8月8日に目出度く79歳になられまっしたが、今でも信じられないくらい元気にギターを弾いておられまっす。ムイ・ビエン!
んで、何でまたこの曲に関して書くのかと言うと、この曲が遂にデンマークの“Bergmann Edition”から正式なピースとして出版されたからでありまっす。
基本的には以前公開したニューバージョンの手稿譜に準じておりまっすが、今回出版された版はルーマニア舞曲の部分に若干の変更(ossia)が追加されておりまっす。


まぁ、実演ではラック先生自身は演奏する度にアドリブを入れたり(歌っちゃったりしまっす)
自由に演奏されておりまっすが、この曲の場合は全然ありかと思いまっす。
楽譜にはラック先生のこんな序文が付されておりまっす。
The main inspiration for this very piece was a Romanian folk dance “hora”.
(この曲のインスピレーションの源は、ルーマニアの民族舞踊“ホラ”でっす)Its introduction was originally composed as a virtuoso study for the left hand only, but over the years I have considerably reduced the left-hand section an began to play Romanian Dance as an encore.
(この曲の序奏は、もともと左手だけで演奏するヴィルトゥオーゾ的な習作として作曲しまっしたが、何年かかけて左手の部分をかなり減らして、アンコールでルーマニア舞曲を演奏するようになりまっした)
そう!アンコールピースとして演奏したら、めちゃんこウケると思いまっす。
せっかくでっすので、かつてチェコを代表する世界的ギタリストとして活躍され、ラック先生の作品を早くから演奏、録音をした巨匠、Vladimir Mikulka(ウラジミール・ミクルカ、1950-)のニューヨーク公演と、1978年に来日した際にNHK教育テレビの“ギターをひこう”にゲスト出演した際に演奏をした“ホラ”の演奏動画をどうぞ。(注:ミクルカ先生は序奏を省き、“ルーマニア舞曲”というタイトルで演奏されていまっす)
パーフェクト、且つ、端正な演奏は今観てもスンバラシイっすねぇ。

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