
書く。基本的に書く。面倒くさくても書くっ!
文字をっ!
最近、同業他社からメールで注文をいただくことが多くなってきた昨今。
確かにこの令和のご時世では文字は“書く”より“打つ”というのが主流になっているわけで、これも時代の流れなのかとは思います。
意外な事に、まだまだFAXでの注文も多いのですが、その殆どはワープロ打ち出しでありまして、手書きによるFAX発注書はあまり見かけなくなりました。個人的には何とも一抹の寂しさを感じてしまいます・・・。
ワタクシの場合はどうかと申しますと、国内の業者に何かしら発注をする場合、基本的に手書きFAXをお送りします。(外国に発注する場合は誤読等が起こらないようにワープロ打ち出しにしています)
正味の話、文字を“書く”のと“打つ”のとでは、どちらの方が面倒でしょうか?
ワタクシはどちらも手間という点ではそんなに変わらないと思うのであります。
ただ、PCなりスマホなりで文字を打つ(書く)利点は誤字脱字を簡単に修正出来る事、通常なら書けない難しい漢字を書ける事、コピー&ペーストで書く時間を大幅に時短出来る事、長文を書く際にあまり手が疲れないという点でしょうか。
要するにその利便性を一度でも体験してしまうと、ついつい文明の利器に甘えてしまうというのが現実ですね。
しかしながら、多くの方々がご経験された事があると思うのですが、手書きで文字を書かなくなると、ふとした時に手書きで手紙等を書いている時に、小学校低学年で習う易しい常用漢字すら思い出せなくて自己嫌悪に陥ることが・・・。
と、言うようなことを旧愚ブログに書いたのですが、昨今ではハガキ、封書の宛名の書き方を知らぬ若者が多いらしく(勿論、ちゃんと書ける方も多いです)、中には切手の貼り方も知らないという方もいらして驚きました・・・。
ワタクシは業務用の公共文書を作成する以外は基本的に手書きで文字を書くことにしています。(FAX、お客人へのお礼、お詫び等の文書 etc.)
文章を考え、それを手書きで前世~後世に伝える事が出来る能力は今のところ人間だけが持ち得る最も優れた行為でありますから、手書きをしないのは勿体ないと思ふ今日この頃です。
若い頃は文字の上手下手に関しては全く無頓着で寧ろ、「ペン字のお手本のような綺麗な字を書く」事は型に嵌まってしまうダサい行為などと傲慢不羈な態度だったのですが、40代を迎えたある日、卒然と己の書く文字の醜悪さに羞恥を覚えて、少しでも文字が綺麗に書けるようにと、遅まきながらペン字の参考書を買い求めて勉強をし始めたのでありました。
正直申しまして、20年経った現在でも誰もがハッとするような達筆からは程遠い稚拙な文字しか書けませぬが、文字を書くという単純な行為を恒常的に行うだけで漢字の忘却率はかなり低下しましたし、何より文字を書く行為自体が生活の中でのささやかな愉しみにも繋がっているのは事実です。
ちょうど1年前、小学校時代のクラス会に10年振りに参加をしたのですが、91歳になられた先生のために参加者一同、幹事から渡された名札に当時、先生や友人から呼ばれていた渾名を書いたのですが1、参加者の多くから「◯ちゃん(ワタクシの渾名)はめっちゃ字が綺麗だね」と言われ、自覚はほぼゼロに近かったのですが、多少なりともペン字練習の効果はあったのかも知れぬと妙に嬉しかったです。
最近の目標は筆ペンで綺麗な文字を書けるようになることであります。が、これがなかなか難しいのですよね・・・。頑張ろう・・・。

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