今日はなんかすんげく静かなんですわ。ご来店者はそこそこいらっしゃるんでっすがね。
楽器の試奏もガンガンしていただいていいんでっすけどね。皆様とっても謙虚でね。逆に「ギターを弾いて」とお申し付け下されば喜んで弾きまっすけどね。皆様とっても謙虚でね Part 2。
さて、冒頭の動画はチェコの名手で来日公演も行ったことがあるJosef Mazan(ヨゼフ・マザン)の同国の作曲家、Petr Eben(ペトル・エベン)の“Mare Nigrum(マーレ・ニグルム)”という作品の演奏でっす。
エベンは知る人ぞ知る作曲家かもしれまっせんが、チェコの著名な“プラハの春音楽祭”の会長を努めていたこともある方でっす。
“マーレ・ニグルム”は恐らくエベン唯一のギター作品と思われまっす。直訳すると“黒海”でせうか?
“Danza(舞曲)”、“Canto(歌)”、“Toccata(トッカータ)”の3曲から成る作品でござんす。
楽譜は現在もエゲレスのBoosey & hawkeから出版されちょりまっするが、今回は貴重な手稿譜をご紹介しませう。



全曲ともギターにとって無理な所が全く無く、エベンはかなりギターの特性を研究されたのかも知れまっせん。もっと弾かれていい作品だと思いまっすわ。
YouTubeにはやはりチェコの名手、Vladislav Bláha(ブラディスラフ・ブラハ)の演奏動画がござんす。(画質悪し)
んでまた、これは誠に意外なのでっすが、日本でも馴染み深いオーストリアの巨匠、Luise Walker(ルイーゼ・ワルカー)がその昔、“舞曲”と“歌”を録音していたりしまんす。

>んでまた、これは誠に意外なのでっすが、日本でも馴染み深いオーストリアの巨匠、Luise Walker(ルイーゼ・ワルカ>>ー)がその昔、“舞曲”と“歌”を録音していたりしまんす。
昔、Dream lifeという日本のレーベルからCDが出てましたね。ワルカーの演奏に混じってジョンの演奏が入っていたりした
とんでもないCDでしたが。
けんいちさん
>ワルカーの演奏に混じってジョンの演奏が入っていたりしたとんでもないCDでしたが。
ええっ!実はこのCDは所有しておらぬので知りませなんだ・・・。どういうことなんでっすかね?でも、ジョンの演奏だったらある意味おいしいかもしれまっせんね。