今朝方、京浜東北線の浜松町駅での人身事故の影響で山手線内回りの上野駅まできたところで電車が止まる・・・。
その時点で午前8時50分くらいだったのでっすが、運転再開が9時20分頃になるということで、このままでは遅刻確定になってまう・・・。
外回りは動いちょるということなので取り敢えず秋葉原駅まで戻り、御茶ノ水駅で中央線快速に乗り換え新宿駅へ。で、無事に9時半に会社に到着。遅刻回避。
出勤だけで疲れる・・・。
さて、冒頭の音源はクラギの世界では古くから知られるアルゼンチンのギタリスト・コンポーザー、Jorge Cardoso(ホルヘ・カルドーソ)のアレンジによるAstor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の名曲中の名曲、“Adiós Nonino(アディオス・ノニーノ)”の自演でっす。
旧愚ブログでこのアレンジをご紹介をした記憶はあるのでっすが、アレンジ譜をおまけ付きにしたかどうか記憶がなく(滝汗)、一応、“復刻版(?)”といたしまっした。
オイラが“アディオス・ノニーノ”のホルヘ・カルドーソ編を知ったのは冒頭の自演ではなく、国内外のギタリストにリスペクトされていた夭折の名ギタリスト、稲垣 稔さん(1958-2013)が、1994年にリリース1されたアルバム、“レヴリ/夢”に収録された音源でっした。
熱心なクラギ愛好家の方はご存知でせうが、“アディオス・ノニーノ”のギターソロ・アレンジ譜は国内外を問わずたくさん出版されちょりまっすな。
そのどれもが甲乙つけ難いムイ・ビエンなアレンジでございまっすが、カルドーソのアレンジは長年に渡る演奏&作曲&アレンジ活動で培われたアイデアが盛り込まれたものになっていて素敵っ!
アレンジ譜冒頭部分はこんな感じでっす。
という訳で、弾いてみたい方は下記から楽譜をDLってお楽しみ下され。
Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)Jorge Cardoso(ホルヘ・カルドーソ)編/Adiós Nonino(アディオス・ノニーノ)(PDF)


CD “レヴリ/夢”のリーフレットには「バルタザル・ベニーテスの編曲版である。」と記されていますが、間違いなのでしょうか?
ちなみに私が好きなアディオス・ノニーノ”のギターソロ・アレンジ譜はエルネスト・ビテッティがLP「ENCORES」にいれていたものです。誰の編曲かは失念しましたが...
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。
>CD “レヴリ/夢”のリーフレットには「バルタザル・ベニーテスの編曲版である。」と記されていますが、間違いなのでしょうか?
若干記憶が曖昧なのでっすが、大昔に稲垣さんと近しい方から「あれは本当はカルドーソ編っすよ」と教えていただいた記憶がございまっして・・・。
>エルネスト・ビテッティがLP「ENCORES」にいれていたものです。誰の編曲かは失念しましたが...
イタリアのBerben(現在は別の会社に統合)からピースで出版されている編曲者不詳のアレンジかと思われまっす。
有名なカチョ・ティラオのアレンジを底本にしているというお話を聞いたことがございまっす。