
オイラが一番好きな小説は歴史・時代小説なんだねぇ。
学生時代は全く読まない、と言うより避けていたくらい興味が無かったのでっすが、このシリーズの第3弾で書いた(ここ)司馬遼太郎先生の“竜馬がゆく”を読んでハマってから好んで読むようになったのね。
オイラにとって、“竜馬がゆく”と比肩しうるほどの、いや更なる大感動を与えてくれた歴史・時代小説が、浅田次郎先生の1996年に上梓された大傑作、“蒼穹の昴”でございまっした。
この作品は第115回直木三十五賞(直木賞)の候補にもなりまっしたが、受賞とはならず、翌1997年に上梓された“鉄道員(ぽっぽや)”で見事、直木賞を受賞されまっしたね。
これは全くオイラの好みでありまっすが、“蒼穹の昴”が受賞出来なかったのが不思議・・・。それくらいオイラにとっては今後も読み続けるであろう名作なのでありんす。
原作は2010年に日中共同制作でテレビドラマ化されまっしたので、ご覧になられた方も多かろうと思いまっす。
ドラマも頗る面白かったでっすけど、やっぱりオイラは小説が一番でございまっす。
その後、小説はシリーズとして“第二部 珍妃の井戸”、“第三部 中原の虹”、“第四部 マンチュリアン・リポート”、“第五部 天子蒙塵”、“第六部 兵諫”と続きまっす。
が、オイラはなんといっても第一部である“蒼穹の昴”がマストでありまっする。一体これまで何度再読をしているだろうか?
未読の方は是非一度お読みになって下され。
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