人類の歴史を振り返れば何らかの形での争い、つまり、戦乱や戦争がどの時代であっても残念ながら存在し、それは人間が人間である限り不可避である(のかもしれない・・・)。
さて、冒頭の動画はイタリアのギタリスト・コンポーザー、Giorgio Signorile(ジョルジオ・シニョーレ)の“La pagina di un Diario”という作品の自演でっす。
タイトルは邦訳すると“日記の一篇”でせうか。
副題に“piccolo omaggio ad Anna Frank”とございまして、“アンネ・フランクへのささやかなオマージュ”となりませうか。
Anna Frank(アンネ・フランク)に関しましては皆様ご存知のとおりでっす。
あの忌まわしいホロコーストの多くの犠牲者のお一人でっすが、彼女の存在が遍く知れ渡ったのは言うまでもなく“Het Achterhuis(アンネの日記)”でっすね。
“アンネ・フランク”、“アンネの日記”を題材にした音楽作品はインターネットで検索しまっすと映画やアニメーションのための作品がいくつございまっするが、ギターのための曲に関しては今回ご紹介する作品ぐらいかもしれまっせん。(他に何かあったような気もしまっすが・・・)
正直、ジョルジオ・シニョーレさん自身が知る人ぞ知るギタリスト・コンポーザーでせうし、となれば“日記の一篇”という作品を知る方も少なかろうと思われまっす。(YouTubeにはいくつかこの作品の演奏動画が他にもござる)
いわゆる小品になりまっすが、演奏動画をご覧いただくとお分かりのとおり、哀しく儚い美しさが沁みまっす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
演奏技術的に難しい箇所は全くございまっせん。
楽譜はジョルジオさんのウェブサイトから無償でDLれまっすが、愚ブログにも置いておきまっす。
Giorgio Signorile(ジョルジオ・シニョーレ)/“La pagina di un Diario(日記の一篇~アンネ・フランクへのささやかなオマージュ)”(PDF)


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