今年もオータニさんのご活躍には脱帽するほかありませぬ。凄いなぁ~。
今季前半は例の衝撃的な事件があって、これはさすがにプレイに多大なる影響をもたらすんぢゃないかと思いまっしたが杞憂でっしたね。
もちろん、オータニさんなりに思うところはあるはずなんでっすけど、それを一切見せずに全世界のオータニ・ファンの期待を遥かに上回るご活躍には胸がすく思いでっす。
さて、冒頭の音源はパコ・ファンにはお馴染みの1969年リリースのセカンド・アルバム、“Fantasía flamenca de Paco de Lucía(邦題:幻想)”に収録されているナイスなブレリアス、“El Tempul(邦題:エル・テンプル)”でっす。
このアルバムからパコは所謂、“両用1”のフラメンコ・ギターを使用し始めまっした。
録音もすんごく良くって、パコの全アルバムの中で最もクラシカルな音質を堪能できまっす。
アルバム・リリース年の貴重な“エル・テンプル”の演奏動画もどうぞ。録音とほぼ変わらない演奏でっす!(ちなみにギターは両用ぢゃないっす。また、録音はCapo.4で演奏されていまっすが、動画ではCapo.2で演奏されちょりまっす)
いやぁ~、ムイ・ビエンっ!
今回はまず、冒頭の印象的なファルセータを楽譜にしまっした。こんな感じでっす。
すんごくシンプルなんでっすけど、パコらしい 4(左小指)を多用したファルセータになっておりまっす。ちょっとムズいかもしれまっせん。
もう一つはゴルペを伴った3連のラスゲアード部分をご紹介しまっす。音源の0:23~0:29、動画でっすと0:25~0:30辺りでっす。
これは慣れないと最初はかなりムズいかも。
でも、ちゃんと丁寧に練習をすれば誰でも弾けるようになりまっすし、右指のウォーミングアップにも最適でっす。
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