さて、冒頭の動画はフランスのチェンバリスト、指揮者のPierre Hantaï(ピエール・アンタイ)によるJ.S.B.(J.S.バッハ)の名作、“Goldberg-Variationen BWV 988(ゴルトベルク変奏曲BWV988)”の演奏でっす。
“アリア”の原典版はこんな感じっす。
原曲はもちろんチェンバロのための作品でっすが、20世紀以降、この曲の存在を広く知らしめたのはやっぱりGlenn Gould(グレン・グールド)のピアノ演奏っすよね。
そうそう。Jonathan Demme(ジョナサン・デミ)監督による1991年公開の傑作サイコホラー、“The Silence of the Lambs(羊たちの沈黙)”で名優、Anthony Hopkins(アンソニー・ホプキンス)演じる最凶の猟奇殺人犯、Hannibal Lecter(ハンニバル・レクター)博士が収監中に所望するテープが、グールドが1955年に録音をした“ゴルトベルク変奏曲”なんすよね。渋いね。
エグいシーンもござるので閲覧注意。
で、Wikipediaに
「アリアと種々の変奏」と題されているが、バッハが音楽を手ほどきしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(de:Johann Gottlieb Goldberg)が不眠症に悩むヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵(de:Hermann Carl von Keyserlingk)のためにこの曲を演奏したという逸話から「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られている。しかし演奏には高度な技術が必要で、当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから、逸話については懐疑的な見方が多い。
とあるのでっすが、“アリア”を聴きながら寝たら、この熱帯夜でも寝落ち出来るかやってみまっした。ちなみにレクター博士に倣ってグールドの1955年盤でな。結果、
即落ち
ぢゃったわい。
てゆ~か、よく考えたらオイラはいつも就寝時に何かしら聴きながら(パコが多いな)床について、いつも即落ちしているから意味がなかった・・・。でも、“アリア”のようなゆったりした曲で落ちると脳ミソには良さそうな気はする。
でも結局、やっぱり寝苦しくっていつものように2時間置きに目が覚めちまったけどね・・・。
そうそう涙そうそう。
この“アリア”だけは昔からギターでも良くアレンジされて弾かれるのでっすが、1997年にハンガリーのギタリスト、József Eötvös(ヨージェフ・エトヴェシュ)が、変奏(全30)も含めた全曲をギター・ソロで録音したCDがリリースされた時はクリビツしたっけな。
アレンジ譜も出版されちょりまっす。“アリア”の冒頭部分はこんな感じっす。
ヨージェフ・エトヴェシュ自身の“アリア”の動画っす。
全曲はどうかと思いまっするが、“アリア”に関してはギターで演奏をしても素敵っ!



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