半世紀異常、もとい、以上生きておりまっすと良いことも悪いことも含めて様々な経験値が蓄積されるわけで、オイラの切なる願望はこの経験値を持ったまま10代の頃に身も心も戻ることでありまっす。
もし、それが可能な薬や方法論があれば1京円で購入しますが、いかがでせうか?
さて、冒頭の動画はLuciano Pavarotti(ルチアーノ・パヴァロッティ)の歌唱によるメキシコの作曲家、Agustin Lara(アグスティン・ララ、1897-1970)の名歌曲、“Granada(グラナダ)”でっす。
ええ曲でんなぁ・・・。
オイラはこの曲を聴くと甘酸っぱい思い出に囚われまっす。
かつて、NHK教育テレビで放送されていた“ギターをひこう”は本当に良い番組ぢゃった。日本の錚々たるギタリストが講師となって、入門者~上級者までがクラシック・ギターを学べるんでっすもの。復活して欲しいわ。
オイラ個人は特にアントニオ古賀先生が講師をされた1979年(昭和54年)、1983年(昭和58年)の回が記憶に残っておりまっす。
1979年というとギターを始めてまだ2年足らずでありまっしたからまだまだ初心者の域を脱せず、1983年は大学のギター部でフラメンコ・ギターを始める少し前なので、そこそこ弾いてはおりまっした。
1979年時のテキストにアントニオ先生のアレンジによる“グラナダ”が掲載されまっして、これがすんげぇカッコよなのでござんした。
でっすが、前述のとおりギターを始めて2年足らずのオイラには全く歯が立たなかった事は言うまでもありませぬ。
何と、1983年当時の“ギターをひこう”の“ミニミニコンサート”でのアントニオ先生による“グラナダ”実演動画がございまんするす。オイラはこれをリアルタイムで視聴して歓喜したっけなぁ。
フラメンコ風のアレンジになっちょりまっす。
オイラは当時、クラシックを中心に弾いておりまっしたのでラスゲアードが苦手でございまっした。なので、このアレンジ譜はもちろん目を通しましたが、アントニオ先生のようにキレのあるラスゲアードにならず全然上手く弾けなんだ・・・。
こんな風に弾けたら気持ちいいだろうなぁ・・・と憧れたなぁ。
ちなみに楽譜はこんな感じでっす。



ムイ・ビエンっ!
アントニオ先生は歌はもちろん、ギタリストとしても超一流のテクニシャンでエンターテイナーだということが良くわかりまっすね。
後年のリサイタルでの演奏動画もどうぞ。(これがまたスンバラシイっ!)
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