小学生の頃にふと、レコード会社の“日本コロムビア”は何で“コロンビア”ぢゃなくて“コロムビア”と書くのだろう?という疑問にぶち当たりまっした。
で、両親に聞いても分からず、担任のS先生に聞いたら教えて下すった。
◯ちゃん。“コロンビア”は英語だと“Columbia”と書くのね。でね、日本語だと m って“ム”と“ン”のどちらにも読めるのさ。だから、“コロムビア”と“コロンビア”と2つの書き方が出来るのね。
程なくして、授業で日本独特のローマ字を学ぶことになるのでっすが、要するに英語表記だと m は“ム”、日本独特のローマ字表記だと n なので“ン”になるわけね。
でっすから、“Zombie”は“ゾムビ”という表記もありなわけでっすけど、日本では“ゾンビ”という表記が一般的でございまっするな。

んぢゃ、ロボット掃除機の“Roomba”はどうなのか?

一応、“ルンバ”という名称になっちょるけど、“Room(ルーム≒部屋))”と掛けた商標でしょうから、この説から言うと“ルームバ”もありかしらん。
なので、フラメンコでもお馴染みのリズム形式である“Rumba”は“ルムバ”という表記でもよろしな。
でもやっぱり、日本人的には“ルンバ”の方がしっくりしまっすね。
さて、冒頭の音源は愚ブログで何度かご紹介しているスペイン出身のフランスの巨匠、Ralael Andia(ラファエル・アンディア)による同国出身のギタリスト・コンポーザー、José-Luis Narváez(ホセ=ルイス・ナルバエス)の“Rumba(ルンバ)”という作品の演奏でっす。
ホセ=ルイス・ナルバエスはたくさんのギター作品を書いておりまっすが、フラメンコ由来の作品も多く、この作品もその一つでっす。
せっかくなのでフランスのギタリスト、Olivier Castain(オリヴィエ・カスタン)の演奏動画もどうぞ。
現代作品ではありまっすが、全然難解ではありまっせぬ。楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
アンディア先生は現代音楽のスペシャリストでもあるのでっすが、最初はフラメンコ・ギタリストだったこともあって、作品によってはフラメンコ・ギターのテクニックを運指で使用されることもございまっす。
この作品では94小節3拍の6連符のパッセージで、Alzapúa(アルサプーア)のテクニックが用いられていまっする。
ここは普通に弾弦してもいいような気がするんすけど・・・。切れ味のあるスピード感を出したいのかもしれまっせん。
何と嬉しいことに楽譜が、アンディア先生のウェブサイトで無償公開されておりまっす。
ここにも置いておきまっすので、皆で弾きませうっ!



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