店の若ぇ衆が、明後日(25日)に日本製鉄紀尾井ホールで開催されるAssad Broghers (アサド兄弟)のコンサートに行きたいということで公休を入れ替え、明日オイラはお休みぢゃあ。
アサド兄弟は何と20年振りの来日公演でっす。

オイラは1989年の初来日公演に行ったのでっすが、まぁ~、ムイ・ビエンっ!だったす。Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の“Tango Suite(タンゴ組曲)”の演奏にはぶっ飛んだっけ。
ピアソラがアサド兄弟の演奏に惚れ込んで書いた曲でっすけど、様々な名手による演奏、録音を聴きまっしたけど、未だにアサド兄弟の演奏を超えるものには出会った事がねぇっす。
きっと今回も素晴らしい演奏を聴かせてくれるでせう。
さて、冒頭の動画はおなじみの名手、Luciano Ghosn(ルシアノ・ゴーン)さんのピカード・エクササイズのチュートリアルでっす。
ゴーンさんのチャンネルでのコメントやお話のとおり、このエクサイズはあのMoraito Chico(モライート・チーコ、1956-2011)の息子であるDiego del Morao(ディエゴ・デル・モラオ)のマスタークラスで学んだものだそうでっす。
コメントを意訳するとこんな感じでっする。
Just a cool Picado Exercise I want to share with you. I learned it from the great Diego del Morao.
I hope you enjoy it, it’s quite advanced, but really nice under the fingers once you get the hang of it.
クールなピカード・エクササイズを紹介しまっす。あの偉大なディエゴ・デル・モラオから学んだものでっす。
すんごくムズいっすけどコツを掴むと、めちゃんこ指先が気持ちいいっすよ!
との事でございまっす。
これはオイラも学びたいっ!んで早速、楽譜にしてみたよん。
あえて拍子記号は入れず、1小節単位で書きまっした。
最初の4小節のパターンが規則正しく、1フレットづつズレていくパッセージになりまっす。特にカッコで括った部分のパッセージの左運指が、✕マークを描くようになっていて素敵っ!
このパターンがPos.9に達したら、以降は同様に1フレットづつ下降していくっていう寸法っす!ムイ・ビエンっ!
ゴーンさんの仰る通りかなり難しいエクササイズでっすが、ゴーンさんのようにレガートに弾けたら確かに指がキモチイイかもっ!
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