2023年9月19日に“世の中には天才という概念を軽々と凌駕する才能が存在するのだなぁと感慨に耽ける今日この頃”という記事でHIMARIさん(吉村妃鞠さん)のことを書いたのですが、やっぱりいつか一度でも良いから生で演奏を聴きたいっす。
でも、今は
全然チケットが取れぬのよっ!
なので、YouTubeで様々な演奏動画を観て堪能しておるんでっすけど、冒頭の2023年3月11日に渋谷のオーチャードホールで行われたコンサートのアンコールで演奏された、J.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001”の“アダージョ”の演奏は掛け値なしに素晴らしいっ!これまで一体、何度視聴したことか。
音楽の歴史を振り返りまっすと、これまでにも神童と称された作曲家、演奏家がたくさんいらっしゃいまっしたけど、長ずるにしたがって破滅に向かった方も少なくないっすよね。
現在、HIMARIさんは国内外を問わず大注目されている演奏家であることに疑いはござらぬ。
事ここに至っては「子供がすごい演奏をするっ!」、「天才だっ!」、「ハイフェッツの再来だっ!」というような陳腐な美辞麗句を並べ立てるのは通俗の極みでしかないっす。
周りの大人の方々に切にお願いしたいのでっすが、どうかHIMARIさんがこのまま健やかに演奏活動を続けて行くための道程をしっかりと大切に育んでいただきたいっす。

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