
超暑がりなくせして、ここ最近は昼にあっつい蕎麦やあっついラーメンを食すことにハマってもうて、でも、結局のところ食後に汗がナイアガラの滝の如く流れ落ちてふ~ふ~言うておる、いっつも後悔が先に立ってくれない哀れ塗れ野郎、Luziaでっす・・・。
さて、何度も何度も同じような爪の話をして恐縮でござんす。しかも、今日のお話は旧愚ブログで一度書いておりまっす。お許しください。いつまでも・・・。
さて、オイラの普段の右手の爪の長さは冒頭の写真のようにかなり短くしておりまっす。
一見すると完全指頭のように見えるかもしれまっせんが、実際は
“指頭が弦に触れる”→“指頭が少し凹む”→“故に僅かに爪が弦に当たる”
という感じになりまっして、ちゃんとクリアな音が問題なく出まっす。
そんなオイラも昔は人並みに爪を長めに伸ばして弾いておりまっした。
それは特に何も考えはなく、
“ギターを爪弾く”→“右手の爪は伸ばして弾く”
というシンプルな理由で伸ばしておりまっした。
が、いっつもどこかしら弾き難さを感じつつ弾いてはおったのね。とは言え、みんな爪を伸ばして弾いているわけだし、まぁ、こんなもんかなと、爪が長いままでかなり長期間、ギターを弾いておりまっした。
あれは20数年前。
アマチュア・ピアノ弾きの友人と某県某所でちょっとしたライブをやることになりもうした。
それぞれのソロ(もちろん、オイラはフラメンコを弾いたよ)と、デュオによるオリジナルやアレンジもの(ピアソラなんか弾いたな)というプログムでござんした。
本番の日。ゲネプロをやっている時にそれは起こりまっした。
演奏場所が普段は披露宴などを行う少し大きめの広間でございまっしてね。当然、床は豪華な絨毯張りでございまっした。
だもんでっすから、特にギターはもの凄くデッドな響きになってもうて、ソロはまだしも、ピアノとデュオると自分の弾いているギターの音が全く聴こえぬのに閉口いたしまっした・・・。
PAを使うことは全く想定していなかったので急遽、会場の普通のマイクを借りて、これまた普通のスピーカーで無理やり音を増幅させて弾いたのでっすが、それでも聴こえ辛かった・・・。
そんなこともあって、無意識のうちに普段はやらないような強さで弦をタッチして弾いた瞬間、
ピリっ!
っていう不穏な感覚が i(右人差し指)に宿り、直後、激痛に見舞われたのでありまっす。
見ると、i の爪先がちょっと指頭から剥がれた感じ、つまり軽く爪が剥がれた状態になってしもうたのでありんす。
恐らく、音が聴こえるよう無意識に強いタッチで弾き過ぎ、当時は今より全然長い爪だったので弦に変な風に引っ掛かってしまった結果、剥がれてもうたのだと思われまっす。
まぁ、それが痛いのなんの。でも、刻々と本番の時間が近づいているわけで・・・。
結局、痛みを堪えながら弾きまっした・・・。ほとんど、拷問だったなっす・・・。
そんな事があって初めて自分の爪をじっく~り観察した結果、
極度の鷲爪
であることが判明したわけでっす。
そこに至ってようやく自分にとって最も弾きやすい爪の長さ、形というものを意識し始め、試行錯誤した末、現在の長さに落ち着いた次第でありまっす。
最初は慣れないせいもあって、極短い爪でギターを弾くのがもどかしくてなかなか上手く弾けなかったのでっすけど、今ではこの長さぢゃないと逆に弾けなくなってしもた。
もし、ギターを弾かれる方で鷲爪気味、もしくはオイラのように極度な鷲爪の方は思い切って爪を短くして弾いてみてはいかがでせう。
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