なんてぇこったいパンナコッタ・・・。
昨年の12月10に書いた“オイラ的にグッときてしまうイントロ・シリーズ第34弾”で、八代亜紀さんの“舟唄”の事を書いたばかりでっしたので、年末の30日にご逝去されていたニュースにショックを受けておりまっす・・・。
オイラは入院されていたことも知りませなんだ・・・。
八代さんのように女声のハスキーヴォイスで沁みる歌声って、日本のシンガーでは稀有でありまっして、でっすから、皆様ご存知のとおり演歌だけではなくジャズを歌っても天下一品でござりんしたな。
トラック野郎だったうちの親父さんもかなりショックを受けちょるだろなぁ・・・。
73歳かぁ・・・。まだまだお若いのに残念としか言いようがねぇっす・・・。合掌。
さて、冒頭の音源はジャズ・ギターの大巨匠、Joe Pass(ジョー・パス)の1973年にリリースされたアルバム、“Virtuoso No. 3(ヴァーチュオーゾ#3)”に収録されている名作、“Paco de Lucía(パコ・デ・ルシア)”でっす。
オイラがこの曲を知ったのは実はだいぶ後年で、社会人になってからでござんした・・・。(滝汗)
1973年と言うと、その後のパコのギタリスト人生を一変させることになる“Fuente y caudal(邦題:二筋の川)”がリリースされた年でござんす。
ジョー・パスももしかしたらこのアルバムでパコを知ったのかもしれまっせんね。んで、パコを讃える意味でそのものずばり“パコ・デ・ルシア”という曲を作曲したのだとしたら、パコ・ファンとしては嬉しい限りでっす。
曲冒頭を楽譜にしまっすと、こんな感じでっす。
イントロ部分はルンバっぽいのでっすが、その後はどう聴いてもボサノヴァっすな。
オイラは初めてこの曲を聴く時にスパニッシュ・ジャズ風な作品なのかなと期待しておったのでっすが、良い意味で裏切られまっした。
でも、名作っすっ!
コメント