石破内閣が発足いたしまっしたね。
色々言われていまっすが、評価というのこれからの国家運営でどのような行動を取り、そして、国民のために何を成すのかに委ねられる訳で、一国民としては現時点では期待をしたいところでありまっす。
少なくともダーキシさんのような最悪な事にはならぬように・・・。(サーセン!)
さて、冒頭の動画はエゲレスのチェンバロ&フォルテピアノ奏者、Nathaniel Mander(ナサニエル・マンダー)によるGeorg Friedrich Händel(ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル)のチェンバロ作品、“Suites de pièces pour le clavecin, second volume(ハープシコード組曲第2集)”に収載されている“組曲No.11 ニ短調 HWV437”の中の単独でも良く演奏される有名な“サラバンド(と変奏)”でっす。
原曲はチェンバロ作品ではありまっすが、室内管弦楽のアレンジも良く演奏されまっすね。
初版原譜の冒頭はこんな感じでっす。
映画やCMなんかでも良く使用される曲でっすし1、宮崎 駿監督の誰もが知る名作映画、“風の谷のナウシカ”のサウンドトラックは当時、無名に近かった作曲家、久石 譲さんが担当されまっしたが、その中の“ナウシカ・レクイエム”という曲の元ネタとしても有名でっす。
んで、クラギの世界では大昔からギターソロにアレンジされて演奏されていまっすので、耳タコの曲かもしれまっせんね。
Andrés Segovia(アンドレス・セゴビア)の演奏音源をどうぞ。
稲垣 稔さん(1958-2013)の超絶的に美しい貴重な演奏動画をどうぞ。
やっぱり稲垣さんの演奏は素晴らしいなぁ・・・。
でっすので、アレンジ譜も国内外を問わず結構たくさん出版されているでっすが、原譜が意外とシンプルでっすので大体同じようなアレンジでっすな。
珍しいところではメリケンの名手、William Kanengiser(ウィリアム・カネンガイザー)はオイラが知る限り唯一、組曲をフル・ギターソロ・アレンジしちょりまっす。

“サラバンド”のアレンジ譜冒頭はこんな感じでっす。
たとえ耳タコの曲ではあっても、やっぱり良い曲でっすね。
せっかくなのでベルギーのクラヴィコード&オルガン奏者、Wim Winters(ヴィム・ウィンタース)によるクラヴィコードでの組曲全曲の演奏動画をどうぞ。(よく見まっすと、初版楽譜で演奏されちょりまっする)
ムイ・ビエンっ!
脚注
- 最近ではKINCHOのゴキブリムエンダーのCM で使用されちょるね。
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