さっき、お店の入り口ドアを開けようとしたらサイレントエレキが、右手からピリリと放電っ!
この時期、エレベーターのボタンを押すのにもちょっと勇気がいる今日この頃。皆様いかがお過ごしでせうか?
だもんでっすから、セルフ式ガソリンスタンドで給油する時には忘れずに静電気除去シートに触れまっすが、それでもビクビクいたしまっす・・・。
さて、冒頭の音源はアメリカを代表するミニマル・ミュージックの雄、Steve Reich(スティーブ・ライヒ)の作品による1989年リリースのアルバム、“Different Trains(ディファレント・トレインズ)”に収録されている“Electric Counterpoint(エレクトリック・カウンターポイント)”でっす。(あっ、27:02からね)
アルバム表題曲の“ディファレント・トレインズ”の演奏はKronos Quartet(クロノス・クァルテット)でござんす。
で、“エレクトリック・カウンターポイント”は皆様ご存知のとおり、演奏しているのはPat Metheny (パット・メセニー)でございまっする。
実はオイラは元々、クロノス・クァルテットのファンでありまっして、たまたま購入した上記のアルバムに“エレクトリック・カウンターポイント”が収録されておったという感じだったのでっすけど、一聴してこの作品の虜になってもうたのでっした。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。

ご覧のとおりソロ・ギター1本に10本のギターと2本のベースという編成でありまっして、ライブでは予め録音されたソロ・ギター以外の音源をステージで再生して演奏されまっす。(この音源は楽譜を出版しているBoosey & Hawkes からレンタルしまっす)
もちろん、アンサンブル作品として考えればギターアンサンブルでも演奏可能でっす。
ミニマル・ミュージックは“干渉し合う音のズレ”を聴覚的、且つ、視覚的に楽しむ音楽でせうか。実にシンプルで美しいっ!
ちなみにあのMike Oldfield(マイク・オールドフィールド)の有名な“Tubular Bells”も
歴としたミニマル・ミュージックでござんす。
コメント