昨夜は小岩もゲリラ雷雨が凄かったでっす。オイラは定休日だったので難を逃れまっしたが、ちょうど帰宅ラッシュ時でしたから、大変な思いをされた方も多かったかと思いまっす。
雷も断続的に稲光を発して、なかなかスペクタルでっした。で、今日もかなり天気は不安定らしいでっすね。
今年は連日の記録的な猛暑といい、先日の台風といい、不安定な天気といい、過去最悪クラスの天気模様でっすね。来年はどうなってしまうのでせうね・・・。
さて、冒頭の音源はAndrés Segovia(アンドレス・セゴビア)の高弟の一人で、あのDavid Russell(デイヴィット・ラッセル)をはじめ、多くの優れた後進ギタリストも育てた巨匠、José Tomás(ホセ・トマス、1934-2001)によるIsaac Albéniz(イサーク・アルベニス)の“Zambra granadina(サンブラ・グラナディーナ)”の演奏でっす。
大変貴重なレッスン風景動画もどうぞ。
そうそう。ホセ・トマス大先生は8弦ギターを使用されておりまっしたね。
50年以上前に来日をしておりまっすが(当然、オイラは知りもはん)、67歳という若さでご逝去されたのと、録音も少ないのでお若い方々にとっては知る人ぞ知るギタリストかもしれまっせんね。
多くのアレンジ作品を残されているのでっすが、そのほとんどが生前においてもあまり出版されていないんでっすよね。
実はうちのお店は古くからホセ・トマス大先生と繋がりがありまっしため、いくつかのアレンジをピースで出版いたしました。今となっては絶版になってしまったものも多く、大変貴重な楽譜でっした。
んが近年、ドイツのChanterelleからスペインのギタリスト、Pedro Jesús Gómez Lorente(ペドロ・ヘスス・ゴメス・ロレンテ)によって残されたアレンジの手稿譜を元に校訂・運指を施された未発表アレンジを含む“The José Tomás Guitar Anthology”という、大変興味深い曲集が出版されまっした。
収載曲は以下のとおりでっす。
Vincenzo Capirola/Tres Piezas del Libro de Capirola: Ricercare X, La Villanela, Balletto
(ヴィンツェンツォ・カピローラ、1474 – after 1548/カピローラ写本より3つの小品)Daniel Bacheler/Fantasy
(ダニエル・バチェラー、1572-1619/ファンタジー)Cesare Negri/Le Gratie d’amore
(チェーザレ・ネグリ/愛の感謝)John Dowland/Semper Dowland, semper dolens
(ジョン・ダウランド/常にダウランド、常に悲しく)John Dowland/A Fancy
(ジョン・ダウランド/ア・ファンシー)John Dowland/Lord d’Lisle’s Galliard
(ジョン・ダウランド/ライル子爵閣下のガリアード)Alfonso Ferrabosco/Pavana
(アルフォンソ・フェラボスコ/パヴァーナ)Louis Couperin/Chacona
(ルイ・クープラン/シャコンヌ)Henry Purcell/Suite IV
(ヘンリー・パーセル/組曲No.5)J.S.Bach/Suite para laúd No.1 BWV 996
(J.S.バッハ/組曲No.1 BWV996)Joseph Haydn/Sonatina pastorale
(ヨーゼフ・ハイドン/羊飼いのソナチネ)Pjotr Tchaikowsky/Chanson triste Op.40-2
(ピョートル・チャイコフスキー/悲しい歌Op.40-2)Alexander Borodin/Serenata
(アレクサンドル・ボロディン/セレナーデ)Isaac Albéniz/Zambra granadina
(イサーク・アルベニス/サンブラ・グラナディーナ)Enrique Granados/Danza española No.5
(エンリケ・グラナドス/スペイン舞曲No.5)Maurice Ravel/Pavane pour une infante défunte
(モーリス・ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ)Isaac Albéniz/Torre Bermeja
(イサーク・アルベニス/朱色の塔)Frederic Mompou/Canción y danza No.10
(フェデリコ・モンポウ/歌と舞曲No.10)
ルネサンス~近代の作品が網羅されていて素敵っ!
ホセ・トマス大先生のアレンジは、当時のギタリストとしては珍しく原曲に忠実なアレンジを心掛けたものになっていて興味深いでっす。
例えばイサーク・アルベニス二の“朱色の塔”の冒頭部分のアルペジョなんかも、ピアノ原曲の音型でっすし、
J.S.バッハの“組曲No.1 BWV996”の“プレリュード”は当時、ノーマルチューニングによるアレンジが一般的でしたが、⑥=Dにすることで原曲のバス音を忠実に再現しておりまっす。
もちろん、他のアレンジも大変良く考えられたアレンジになっておりまっしてオススメでっす。
興味のある方はここで購入可能です。(製本版、もしくはPDF版)日本の楽譜専門店でも入手出来るかもしれまっせん。
PDF版でっすと1曲単位での購入も可能でっす。



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