私が北斗神拳の究極到達点である
愛
を会得してから幾星霜。
が、相変わらずこの世は愛よりも憎が蔓延っている・・・。
愛をとりもどせ!!
なんちゅうか本中華、洋の東西を問わず毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日・・・カオスってまっすね・・・。疲れまっすね・・・。
さて先月、セルビア出身のギタリスト・コンポーザー、Nemanja Bogunovic(ネマニャ・ボグノヴィチ)の自作品、“Encounter”をご紹介しまっしたが(ここ)、ボグノヴィチさんの作品はシンプル、且つ、美しい作品が多くてよろし。
冒頭の動画はボグノヴィチさんの愛らしい小品、“Valse Amoroso(愛のワルツ)”の自演でございまっす。
にしても、“ワルツ”を日本語で“円舞曲”と表現された方って誰だろうと調べまっしたら、劇作家・演劇研究家・翻訳家・歌人として活躍された若月紫蘭の1911年に上梓された、“東京年中行事”の“四月暦”の項に書かれた
床しい夢幻曲や面白い円舞曲(ヱンブキョク)や、さては勇ましい行進曲に暫しの清興を貪るので有る
が、初出だそうでっす。
ちなみに“夢幻曲”は、今で言うところの“幻想曲(英語:Fantasy、ドイツ語:Fantasie、スペイン語:Fantasía、イタリア語:Fantasia等)”のことでっす。
で、この“愛のワルツ”には最後音で1弦17フレットのAが出てきまっすけど、多分、中級クラスの方でも気軽に楽しめる作品でっす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
特別難しいところはござらぬ。オススメっす。
楽譜はボグノヴィチさんのウェブサイトから購入可能でっする。
【おまけ】
ギター作品の“愛のワルツ”と言いまっすと、真っ先に思い浮かぶのはデンマークの映画俳優&ジャズ系ギタリストとして活躍したUlrik Neumann(ウルリック・ノイマン、1918-1994)が、1962年のスェーデン映画、“Vaxdockan(邦題:沈黙の歓び)”のために書いた“Kärleksvals(愛のワルツ)”でございまっす。
これを後にスェーデンの名手、Göran Söllscher(イェラン・セルシェル)が演奏&録音をしたことによってクラギ界隈では爆発的に人気を博したっす。
イェラン・セルシェルの演奏動画をどうぞ。
が、but、しかし、セルシェルさんの録音後に脚光を浴びたにも関わらず、既にこの曲の楽譜は本国(スェーデン)で絶版となっておって幻の楽譜だったっけ。(採譜したなぁ・・・)
んがその後、“現代ギター 1992年1月号 No.318”の別冊付録、“アンコールピース集”にこの曲が収載され、現在は同社刊行の“改訂新版クラシックギター名曲てんこもりBOOK Vol.1〜愛のロマンスから11月のある日まで〜(CD付き)”に収載されちょりまっす。
もう一つ、オイラ的にはブラジルのギタリスト・コンポーザー、Paulo Bellinati(パウロ・ベリナティ)の“Um Amor De Valsa(愛のワルツ)”もオススメっす。
パウロ・ベリナティの演奏音源をどうぞ。
う~~~~ん、ロマンティックぢゃねぇ。
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