12月4日(日)に無事開催された“2022年度 第56回東京国際ギターコンクール・本選”。
表彰式に間に合うよう会社を出たのでっすが、予定よりも若干押していたようで、一番最後に演奏されたギリシャのFilippos Manoloudis(フィリッポス・マノウディス)さんの演奏をモニター越しでしたけど聴く事が出来まっした。
他の出場者の演奏を聴けていないわけでっすが、マノウディスさんの演奏が本当に素晴らしく、オイラ的に勝手に優勝はこの人だろうと思ってしまったほど。
で、本選が終わって採点中の休憩タイムに本選出場者全員の演奏を聴かれた方に聞きまっすと、マノウディスさんが最も評価が高かったっす。
んで、そのとおりに第1位はマノウディスさんが受賞されまっした。おめでとうございまっする!
クラシック・ギターの世界は国内外を問わず、ここ近年のハイレベルな演奏に瞠目させられてしまいまっすわ・・・。フラメンコ・ギターの世界(特に日本)はどうなんだろう???まぁ、多くは語りますまい・・・。
さて、そんな訳で昨日は定休日でしたためゆっくりしようと思うたのでっすが、一日中家に閉じ籠もっていられぬオイラなので10時前には外出。
“名代 箱根そば・秋葉原店”でそばを喰らい、ぶらぶらしてさて帰ぇるかと総武線に乗り、浅草橋駅に着いたところで急に「そうだ、浅草に行こう!」といういつものごとく妙なスイッチが入ってしもて、歩いて浅草にGO!
はてさて、浅草に来たのは何年ぶりだろうか?以前は毎年のように初詣に行っておったのだけどねぇ。まぁ、えれぇ久しぶりでございます。
にしても、月曜の平日だというのに人手の多さにクリビツ。海外観光客、修学旅行と思しき学生たちもたくさんいらして、仲見世通りはギッチギチの混雑・・・。
んでまたお久しブリーフに“松屋浅草”にも行ったのでっすが、ずいぶんと様変わりしちょった・・・。オイラにとって“松屋浅草”は実に思い出深い場所なのでござんす。
今日書きまっすことは旧愚ブログの初期に書いたのでっすけど、あんまりにも面白い話なので今一度書こうと思いまっす。
オイラは千葉商科大学のギター部1出身なのでっすが、このギター部は古くから盆暮れのいわゆる“お中元”&“お歳暮”の季節に“松屋浅草”でバイトをするというのがお約束で、当然ながら1年坊主のオイラも駆り出される事になりまっした。
あれは忘れもしない大学2年時の正月の事でありんす。
年内のバイトが終了し、オイラは三が日はお休みのシフトになっておったのでっすが、大晦日に松屋浅草の社員の方から「○、○○君っ!本当に申し訳ないのだけど、新年2日の日に出勤してくれない。××君が急にお休みになってしまって、頼みの綱は○○君だけなのっ!お願いっ!お昼ごはん奢るからぁ~~~っ!」と土下寝の勢いで懇願されてしまい、取りあえずオイラは快諾したのでっす。
で、当日。朝イチで出勤するとなんとバイトはオイラだけぢゃぁねぇですかぁ・・・。正直、ちょいと不機嫌モードになっちまった・・・。
とは言え、正月2日のお歳暮催事場が朝っぱらからお客人でごった返ぇす事などまずないので粛々、且つ、まった~りと仕事をしておりまっした。
しばらくすると、
「おい、兄ちゃん!ちょっといいかい?」
と呼ばれたので、
「いらっしゃいませぇ~!喜んでぇ~!」
と、笑顔満開でお客人の元へ駆けつけると、そこにいらしたのは縦縞ストライプのスーツをかっちり着こなしたパンチパーマ&真っ黒グラサンを掛けた50代と思しき貫禄オーラがパネェお方と、20代と思しき痩せぎすで眼光鋭く、且つ、絵に書いたようなリーゼント&鋭角な剃り込みが入った若いお方がいらっしゃった・・・。
オイラの脳裏にステレオタイプの
若頭&舎弟の図
が、キッチリ、ハッキリ、ドッキリと浮かんだ・・・。
で、若頭(仮)が
「兄ちゃん。このセットを10個、包んでくれや。
大事な人に渡すもんだから丁寧にな」
と、おっシャルル・ド・ゴール空港っ!
大学1年のお中元・お歳暮、2年のお中元で散々ブツを包装しまくったオイラなのでお手の物ではあるんでっすけど、若頭(仮)&舎弟(仮)はブツを包装している間、じぃ~っとオイラの手元を睨んでいるものでっすから、面白いように手が震えた・・・。
なんとか包装を終え、会計も済まして台車にブツを積んで地下駐車場へと向かいまっすと、お約束どおり黒塗りのベンツが止まっており、まだ小刻みに震え続けている両手に活を入れつつトランクにニトログリセリンを積み込むくらい慎重にブツを納めたオイラ。
頭が腿に付くくらいお辞儀をして「ありがとうございまっしたっ!」と宣い、とにかくその場を一刻も早く立ち去ろうとした刹那、若頭(仮)に
ちょっと兄ちゃんっ!待てや。
と呼び止められたのね・・・。
え、えぇ~~~っ!
オイラなんか粗相をしたのか???
い、いやっ!
完璧に業務を遂行したはずっ!
な、何でぇ~~~っ!
と、恐らく客観的に見たらかなり恐慌をきたしていたに違いない・・・。
若頭(仮)を見ると徐にジャケットの左内ポケットに右手を差し入れいるではないか・・・。その瞬間、オイラは
あぁ・・・。短ぇ人生だったなぁ・・・。
あん時はこんな事、またあん時はあんな事、
あの頃は無邪気で楽しかったなぁ・・・。
と、手前勝手に走馬灯をグルングルン回していると、若頭(仮)がポケットから取り出したのは手の切れるような壱萬円札だった。
正月早々、バイト大変だな。ありがとよっ!
お年玉だ。とっときな。
そして、颯爽とベンツを飛ばしてお帰り遊ばしたのであった・・・。
催事場に戻ると社員の方がいらしたので、△△さんっ!実はカクカクシカジカだったんでっすよぉ。怖かったっすよぉ~~~っ!と泣きついたのは言うまでもありまっせん。
その日の昼食は回転しない寿司屋でたらふく寿司をゴチになったっけ。
もう30年以上も昔の事なんでっすけど、未だにあの緊張感は忘れられないっす。



面白過ぎる~、年末の上野のコンクール観戦は恒例行事でした、もう何十年も前の事、最近は電車の
遠乗りも出来ない状況でLuziaさんのブログを楽しく見ています。
sbayon様
コメントをいただき誠にありがとうございまっす。
福田進一先生が仰っておられまっしたが、今回のコンクールは本当にハイレベルで、どなたが優勝してもおかしくないくらいだったそうでっす。
浅草はとても馴染み深いのでっすが、久し振りに散歩をしてみてやっぱり活気溢れる素敵な街でっした。