今朝はJR総武線・新小岩駅に着いたところで電車が止まってもうた・・・。
なんでもJR新宿駅で人立ち入りがあり、それに呼応するように総武線の平井駅~亀戸駅間の電車に危険を知らせる信号受信が入ったとかで、まぁ、モノ挟まりだったようなんでっすが、大したことはねぇなと思ったら結果的に40分近くの遅れが発生し、数年ぶりに
遅刻したわっ!
朝っぱらから怒髪天を衝くオイラなのであった・・・。
さて、ちゃんと映画館で観た直近の映画は相変わらず2020年公開の、“劇場版 鬼滅の刃 無限列車編”でござんす・・・。
もう、4年経っちまったんかい!感覚的にはつい半年前くらいなんでっすけどね・・・。
んで、2022年12月24日に書いた“個人的に公開が待ち遠しい映画”をお読みいただいた奇特すぎる方から、「映画を観たのですが、濃姫役の綾瀬はるかさんがリュートを演奏しているシーンの曲は何ですか?」というお問合せをいただきまっして、

映画はAmazonプライムでオイラは鑑賞したのでっすが、リュート曲に関しては全く疎いオイラでございまっするので、大いに焦汗を滴らせつつ演奏曲をサーチしまくりましたところ判明!
イタリアはミラノの印刷工、Giovanni Antonio Casteliono(ジョヴァンニ・アントニオ・カステリオーノ、1484-1557)が編纂し、1536年にミラノで出版されたリュート曲集、“IN TABOLATURA DE LEUTO DE DIVERSI AUTORI(様々な作曲家によるリュート曲集)”に収載されている“Saltarello la traditorella”という曲でございまっした。
冒頭の音源がこの曲でっす。
ちなみに“traditorella”は“浮気者”とか“裏切り女”とかいう意味だそうでっす。
原譜のタブラチュア譜の冒頭はこんな感じでっす。
当時は6コース・リュートが主流でございまっした。
原譜はイタリア式タブラチュア譜で書かれておりまっして、一見すると現代のギターのタブラチュア譜のようでっすけど、ギターの場合は下から⑥~①弦となりまっすけど、イタリア式タブラチュア譜は下から①~⑥弦になっちょりまっす。
試しに冒頭8小節をギターの現代譜にトランスクリプションしてみまっした。こんな感じでっする。
③=F# & Capo.3としまっしたが、皆様ご存知のとおり、こうしまっすと6コース・リュートと全く同じチューニングになりまっする。
つまり、6コース・リュートの作品は全て原曲通りギターで弾けるっちゅうことでござんすな。
めでたしめでたし。
コメント