午後1時にほぼ同時にダブルで来客があり、一人はギターのマシンヘッドの潰れたギアの交換、もうお一人はルネサンス・リュート(8コース)のフレットガット交換&全弦交換ご希望でありまっして、さすがに一人でこなすのはムズいので簡単なギア交換を若ぇ衆に頼み、リュートの方をオイラがやりまっした。
リュートのフレットガット交換と全弦交換をやったことがある方はお分かりかと思いまっすが、ギター弦の交換より遥かに大変っす。
フレットガットは全部で8フレット分、弦は15本もあり、しかも、木ペグでっすから慣れないとかなりメンドイ作業っす。しかも、お客人と雑談しながらでっすからねぇ・・・。
で、終わったと思ふたら、久し振りに来店された若手ギタリストの接客。ふと、時計を見たら16:00を過ぎておった・・・。
また、昼食を食べ損なったわい・・・。
さて、冒頭の音源はお馴染み、パコ・デ・ルシアの1973年リリースのアルバム、“Fuente y caudal(邦題:二筋の川)”に収録されている鄙びた雰囲気のアレグリアス、“Plaza de San Juan(邦題:サン・フアンの広場))”でっす
E調の華やかでボリューミーなアレグリアスも良いでっすけど、この憂いのあるアレグリアスも大好きでっす。
旧愚ブログでも書いたのでっすが、この曲のパコ自身のライブ音源や映像は皆無でございまっして、誠に残念なり。そもそも存在しているのだろうか?
な訳で、旧愚ブログでは最初と最後に出てくるピカードをご紹介しまっした。音源の0:24~0:28と3:00~3:03の部分でございまっする。


音源を聴くと全く同じファルセータに聴こえるんすけど、後半のピカードは赤い符玉の部分が前半のピカードの音列と入れ替わっちょるのな。
正直、大した違いは無いのでっすが・・・。でも、このピカード自体はレガートに弾くのは結構ムズいっす。
参考までにコピニスト(?)のJavier Conde(ハビエル・コンデ)の演奏動画をどうぞ。
ほんと、パコそっくりに弾くねぇ・・・。
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