人間、長く生きていれば悲嘆に暮れる出来事に遭遇する事はままありまっすよね。かく言うオイラも何度か経験しておりまっす。
それは人間だけではなく動物だって同様でっすな。
例えば、YouTubeにアップされている有名な動画でっすが、マレーシアのある葬儀中に突然現れた猫ちゃんが、お墓の側から離れない映像を観ると良くわかりまっす。
この猫ちゃんは故人の飼い猫ではなく、生前に可愛がっていた野良猫ちゃんなのだそうでっす。どう観ても悲嘆に暮れているとしか思えぬ・・・。何とも愛しき猫ちゃんでございまっす。
さて、冒頭の音源はCaetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)と共に、“トロピカリア”を牽引したブラジルの偉大なるミュージシャン、Gilberto Gil(ジルベルト・ジル)の名曲、“Lamento Sertanejo(セルタォンの嘆き、もしくはセルタネージョの嘆き)”でっす。
共演はこれまたブラジルの著名なアコーディオン奏者、Dominguinhos(ドミンギーニョス、1941-2013)でっす。
セルタォン(もしくはセルタネージョ)は、1920年代にブラジルで発祥したカントリー音楽とポップスが融合したスタイルだそうでっす。
ドミンギーニョスの貴重なアコーディオン弾き語り動画もどうぞ。
ドミンギーニョスと言えば晩年、あのYamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ)もたびたび共演しちょるっすね。(アルバムもリリースされているね)
ドミンギーニョス、ヤマンドゥ・コスタ、バンドリン奏者のHamilton de Holanda(アミルトン・ヂ・オランダ)、フランスのシンガー、Mayra Andrade(マイラ・アンドラーデ)による“セルタォンの嘆き”の演奏動画っす。
あぁ、たまらんのぉ・・・。
で、この名曲をブラジルのギタリスト・コンポーザー、Thiago Colombo(チアゴ・コロンボ)がソロ・ギターにアレンジして演奏しちょりまっす。
はぁ~、実に美しい。
アレンジ譜の冒頭はこんな感じでっす。
⑥=C、⑤=Gという変則チューニングになっておりまっす。低音が拡張されている分、とっても深い響きがしてナイス。
な訳で、今回はこのアレンジ譜をおまけいたしまっす。
Gilberto Gil(ジルベルト・ジル)~Thiago Colombo(チアゴ・コロンボ)編/Lamento Sertanejo(セルタォンの嘆き)(PDF)
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