“タイフーン”、“ハリケーン”、“サイクロン”は国際基準によって最大風速が秒速32.7メートル以上に達したもので、北西太平洋に発生したものを“タイフーン”、北大西洋・北東太平洋に発生したものを“ハリケーン”、インド洋・南西太平洋に発生したものを“サイクロン”と言うのだそうでっす。
ちなみに“台風”は日本独自の名称で、その基準は最大風速が秒速17.2メートル以上に達したものだそうでっす。
12日前、メリケンに“ヘリーン”が襲来して甚大な被害をもたらしまっしたが、現在、新たなハリケーン、“ミルトン”が接近しつつあるそうで、550万人の方々に避難を呼びかけているとのこと・・・。
今年は世界中が本当にメチャクチャやなぁ・・・。今後もこんな異常気象が続いていくのだろうか?
さて、冒頭の動画はハンガリーのギタリスト、Bálint Bress(バーリント・ブレス)による同国出身のメリケンの作曲家、Rózsa Miklós(ロージャ・ミクローシュ、もしくはミクロス・ローザ)の純然たるギターソロ作品、“Sonata for Guitar Op.42(ギターのためのソナタOp.42)”の演奏でっす。
ロージャというとWikipediaにあります通り、非常に多くの映画音楽を作曲され、3度もアカデミー賞作曲賞を受賞しておりまっすのでクラシック映画通の方には良く知られているかもしれまっせんね。
で、このギター作品は1986年にメリケンのギタリスト、Gregg Nestor(グレッグ・ネスター)のために書かれまっして、同年にネスターさんによって初演されちょりまっす。
典型的な3楽章形式によるソナタでっすが、非常に内容が充実した作品でございまっす。
各楽章の冒頭はこんな感じでっす。



恐らくロージャとネスターさんの間で校訂作業が密に行われたと思われ、全楽章無理な所はござんせん。
演奏や録音は少ないみたいでっすけど、なかなかの佳品でございまっす。
興味のある方。楽譜はここで購入可能でっす。
【追記】
参考までにイタリアはサルデーニャ島出身の優れたギタリスト、Cristiano Porqueddu(クリスティアーノ・ポルケッドゥ)が、ロージャさんのオリジナル手稿譜からの演奏音源を公開されちょりまっす。
“第1楽章”
“第2楽章”
“第3楽章”
ムイ・ビエン!

2008年に1000枚限定でThe Miklos Rozsa Collection Music For Guitar arranged by Gregg Nestor というCDが発売されていて、幸運にもその1枚をゲットできました。ソナタのほかRozsaの色んな曲をギター編曲で聴くことができます。
あとソナタは朴葵姫さんがレパートリーにされていて、フォンテックからリリースされた「ソナタ・ノアール」というCDに収録されています。
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。
>ソナタは朴葵姫さんがレパートリーにされていて、フォンテックからリリースされた「ソナタ・ノアール」というCDに収録されています。
ワタクシが初めてこの曲の演奏を聴いたのが、朴さんのアルバムでっした。このアルバムをきっかけに日本でも弾く方が増えるかと思ったのでっすが・・・。
>The Miklos Rozsa Collection Music For Guitar arranged by Gregg Nestor
いやぁ~、こんなアルバムがあるとは知りませんでっした。まだ、何とか入手出来そうなので思わす発注してしまいまっした。
実は楽譜も購入してちょっと弾いてみたのですが、あえなく途中で断念しました。
朴さんの師匠アルバロ・ピエーリはこの曲を「スーパーソナタ」といって激賞したそうです。
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。
>朴さんの師匠アルバロ・ピエーリはこの曲を「スーパーソナタ」といって激賞したそうです。
ええっ!そうなんですね。ちょっと久しぶりに弾いてみようと思いまっす。