サーセン・・・。
3月の満月を“ワームムーン”と呼ぶのを今日初めて知りもした・・・。まぁ、メリケンの農事暦で言われていることだそうなのでね。メリケンの属国、もとい、メリケン大好きな日本らしいや・・・。
でも、昨日(3月6日)は日本においては二十四節気のひとつである“啓蟄”だったわけで、国は違えど共通点があって面白いでっすね。
今日はずっとお天気は良さそうでっすから、バッチリ“ワームムーン”を見られるでせう。
にしても、オオタニサンはやっぱり規格外ぢゃなぁ・・・。普段は全く野球を観ないオイラでっすが、昨日は思わずテレビに釘付けになっちまったよ。
さて、冒頭の動画はパコ・デ・ルシアの有名な1976年エゲレスはロンドンでのスタジオ・ライブのひとコマでっす。演奏曲はブレリアスね。
ちなみに全プログラム・バージョンの動画はこれ。
パコが30歳の時ってことになりまっすな。オイラがギターを始める寸前の頃やなぁ・・・。(黄昏)
で、冒頭部分のファルセータは1976年にリリースされたパコ中期の傑作、“Almoraima(邦題:アルモライマ)”に収録されているハレオス、“Ole(邦題:オレ!)”が初出と思われまっす。
旧愚ブログではこのスタジオ・ライブの冒頭からちょっと長めに採譜した楽譜を掲載しまっした。(注:動画では冒頭6小節がカットされていまっす)
↓ PDFファイルが開きまっす。
カッチョいい!オイラ、ほんとこのファルセータが大好きなんでっす!
パコはこれ以降もブレリアスを弾く時に、結構長い間このファルセータを弾いていたっす。
例えば、パコが後に組んだ最強のユニットであるセクステット(※パコとラモン兄さんのギター、ぺぺ兄さんのカンテ、フルート&サックスのホルヘ・パルド、ベースのカーレス・ベナベン、、パーカッションのルベン・ダンタス)で頻繁に演奏されたブレリアス、“Gitanos Andaluces(邦題:アンダルシアのジプシー)”では上述のファルセータの16小節~35小節を弾いていまっす。
動画の1:46~2:00あたりでっす。
Capoなしで弾いておられまっすが、音律的には今回ご紹介したファルセータをCapo.4で演奏した場合と同様になっちょりまっす。したがって、ちょっとムズい感じになりまっす。
パコだけに限らず、他のフラメンコ・ギタリストもこういった使い回しは良くやられまっす。ムイ・ビエン!



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