“悲歌風ワルツ”~沁みるなぁ・・・。

空気が乾燥しているのでまだマシでっすけど、日差しは結構暑いなっす・・・。オヂさんは早く金木犀の香りを嗅ぎたいのでっすけどね。

で、大体1年周期でちょうど今頃、なぜか左肩が激しく凝りまくり~ぬるのでありまっす。今日もカティンカティンに凝りまくっておりまっす・・・。

さて、冒頭の音源はベネズエラの優れたギタリスト・コンポーザー、Luis Zea(ルイス・セア)が、クラギの方なら誰でも知っている同国の巨匠、Antonio Lauro(アントニオ・ラウロ、1917-1986)が1986年に68歳で逝去された事を受け、追悼作品として書いた“Vals Elegíaco(悲歌風ワルツ)”の自演でっす。

ラウロと言えば、レパートリーにされている方も多いと思われる“4 Valses venezolanos(4つのベネズエラ・ワルツ)”等、その殆どの作品が“ベネズエラ・ワルツ”の形式で書かれた名曲揃いでっすよね。

ルイス・セアさんのこの作品も“ベネズエラ・ワルツ”で書かれちょりまっす。お聴きの通り、めちゃんこ美しい作品でありまっする。

せっかくなのでやはりベネズエラのギタリスト、José Luis Lara(ホセ・ルイス・ララ)の演奏動画をどうぞ。

ムイ・ビエン!

この作品はラウロの逝去年の1986年にエゲレスのギター雑誌、“Guitar International Magazine”に添付楽譜として掲載されまっした。

楽譜の冒頭はこんな感じでっす。

ラウロが書いたベネズエラ・ワルツに近い作風でっすね。

38年前の刊行なので当然ながらこの雑誌は絶版でっす。でも、弾いてみたいっすよね。

ご安心なされたし。

この作品は現在、カナダのLes Éditions Doberman-Yppanから“Tríptico Venezolano(ベネズエラの三連画)”1という作品の1曲として収載されておりまっする。

楽譜の冒頭はこんな感じでっす。

いいなぁ・・・。沁みるなぁ・・・。

秋のおセンチな季節にピッタリな曲でんがな。(まだ、暑いけどね・・・)

脚注

  1. 他に“Vals para un poeta heroico(英雄詩人のためのワルツ)”、“Clara(クララ)”という作品が収載されておりまっする。

Luzia

【源氏名】
Luzia(♂)

【本業】
都内某楽器店でカリスマ店長のフリをすること。

【嗜み】
すちゃらかなギターを弾くこと。

【趣味】
読書(末期の活字中毒者)、たまに映画を観たり、ゲームをしたり。

【特技】
土下寝、妄想、妄執、迷走、酒池肉林。

【資格】
A級穀潰師、超弩級竿師、Luzia流天手古舞&きりきり舞い家元。

【血液型】
絵に描いたようなB型。

【星座】
天秤座。稀に便座。

【不具合】
肛門括約筋が活躍しないことがある。

関連記事

  1. 2024.07.21

    憂悶の戯画

コメントをお待ちしております

【愚ブログについて】

2009年7月某日から2022年8月3日に渡ってやっていたブログ、“土下寝で昼寝~すちゃらかギター弾きの妄執~”を訳あってデータベースごと消滅させてしまい、同年8月10日に装いも新たに再開したブログでっす。ギター(ジャンル問わず)、音楽(これまたジャンルを問わず)、その他に関して書きまくりてぇ~っ!と思った時に駄文を垂れ流しまくる、毒にも薬にもならないブログでっす・・・。

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

【よく読まれているっぽい投稿】

【Archives】