まぁね。世の中なんてぇのは一見平和に見えても、大昔からどの業態も魑魅魍魎が跋扈している世界であるわけで、ただ、これは個人的体感でっすが、芸能界の場合はそれが輪をかけて凄まじいような気がする。
今、世間を騒がしているジャニーズ性加害問題は世界的にも稀に見る性犯罪であることに疑いはありませぬ。それが、40年という長きに渡って放置されていたというのは、どう考えても普通ぢゃないもの。
これが一般社会人が犯した罪だったら速攻で処罰されているでしょ?ハッキリ言って、それを見て見ぬ振りをしていたテレビ局、マスコミも同罪だと思ふ。
で、昨日は休みだったので例の会見を観たのでっすが、まだまだイマイチすっきりせぬし、それにも増してマスコミお得意の掌返しが安っぽいコントにしか観えんかったわ。何だかなぁ・・・。
気分を一新しよっ!
さて、冒頭の動画でBandolim(バンドリン)を演奏している方は、Jacob do Bandolim(ジャコー・ド・バンドリン、1918-1969)と並ぶ名手、Luperece Miiranda(ルペルシ・ミランダ、1904-1977)の貴重な映像でっす。
ルペルシ・ミランダの作品に“Quando me lembro”という美しい作品がございまっする。直訳すると“思い出す時”でせうか?
現代ブラジルの名手、Danilo Brito(ダニロ・ブリート)による演奏をご堪能なされたし。
ええ曲っすなぁ・・・。
ちょっと話しがズレまっすが、“思い出”と“想い出”って意味合いは同じなのでっすが、“想い出”は特に強い思い入れがある場合に使用されまっす。
通常は“思い出”が使われまっす。ちなみに教育現場や公的文書では“思い出”のみしか使用出来まっせぬ。
更に余談でっすが、Francisco Tárrega(フランシスコ・タレガ)の“Recuerdos de la Alhambra”は“アルハンブラの想い出”、“アルハンブラの思い出”と両方使用されまっすけど、ここ近年は“思い出”に統一されつつありまっす。
話を元に戻しまっす。
で、この曲をブラジリアン・ギターの名手、Alessandro Penezzi(アレサンドロ・ペネッシ)が見事なアレンジでソロ・ギターで演奏されちょりまっす。
くぁ~~っ!相変わらずスンバラシイなぁ。
このアレンジは未出版なのでっすが、有志の方が採譜をされちょりまっす。しかも、アレサンドロ・ペネッシさん公認だったりしまっす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
かな~りムズいアレンジでっすけど、弾いてみたい方は下記から楽譜をDLって下され。
Luperece Miiranda(ルペルシ・ミランダ)~Alessandro Penezzi(アレサンドロ・ペネッシ)編/Quando me lembro(思い出す時)(PDF)
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