昨夜、ギターを始めた頃のすんげぇリアルな夢を見まっしてね。
例のFコードが鳴らなくてギターをブッ壊そうとした事や、レコードに合わせてギターを弾くのが楽しかった事や何かが、その時の空気感も含めて夢ぢゃなくて現実なんぢゃないかと錯覚するほどリアルでござんした。
これも一種の走馬灯なのだろうか?還暦を前に遠いお空へ旅立つ日が近いのだろうか?
さて以前、“オイラ的にグッときてしまうイントロ・シリーズ第48弾~伊勢正三/22才の別れ”という記事を書いたのでっすが、オイラは今でもこの曲を頻繁に聴くほど大好きなのでありまっす。(カラオケでも必ず歌うよ)
伊勢正三さんの作詞・作曲による超名作でっすが、ほんと詞も曲もパーフェクトだと個人的には思ふちょりまっす。
“22才の別れ”は1974年にリリースされたかぐや姫の4枚目のアルバム、“三階建の詩”に収録されまっした。それが冒頭の音源でっす。
で、かぐや姫解散の翌75年に伊勢さんと大久保一久さんによるデュオ・ユニット、“風”によるバージョンがシングルでリリースされまっした。
この曲は何と言ってもイントロのギターがたまらなく素敵ぢゃないでっすかっ!
これは日本を代表するアコギの神様、石川鷹彦先生によるアレンジでありまっして、かぐや姫版では途中から、風版では最初から奏でられるナッシュビルチューニングによるキラキラしたギターサウンドがあまりにも有名でっすね。
ナッシュビルチューニングは1970年代にナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンが始めたらしいでっす。
ご存じの方も多いと思いまっするが、ナッシュビルチューニングは通常のギターと同じで6弦からE-A-D-G-B-Eなのでっすけど、6弦~3弦が1オクターブ高くチューニングされたものでございまっす。
でっすので、通常のギター弦の6弦~3弦を1オクターブ上げるのは不可能なので、基本的にはアコギの12弦ギターの細い弦を張るか、ナッシュビルチューニング用のセット弦を張るか、6弦~3弦に通常のギター弦の4弦~1弦を張りまっす。
石川鷹彦先生が、ナッシュビルチューニングを解説をしている貴重な動画を2本どうぞ。
ムイ・ビエンっ!
ナッシュビルチューニングされたギターは、ストロークよりもアルペジョで演奏された方が9thの音が綺麗に響いて素敵でっす。
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