
この一つ前の記事で書きまっしたが、昨日、爪を削ってほぼ指頭になってもうたのでっすが、試しにパコの“二筋の川”のライブ版のピカードを弾いてみたら、
全然余裕で弾けたわ。
また、ギター自体ほぼ1週間振りに触ったのでっすけど、指の動きも全くもどかしいところがなく、いたって普通。オイラも遂にレジェンド・ギター弾きの領域に足を踏み入れたのかもしれねぇ。
冗談はさておき、レジェンド中のレジェンド・ギタリストっていう括りで一人を選出すれば、やっぱりそれはDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)なのではなかろうか?
オイラは今もよくジャンゴのアルバムを聴くのでっすが、どう聴いても左手にハンディキャップがあるとは思えぬプレイにため息しか出ませぬ。
貴重な演奏動画。
あらゆるギタリストにリスペクトされているのは必然でっすな。
クラギの世界でジャンゴの作品にインスパイアされた作品と言えば、キューバの偉大なギタリスト・コンポーザー、Leo Brouwer(レオ・ブローウェル)の1984年に出版された名作、“Variations sur un theme de Django Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルトの主題による変奏曲)”が有名ざんすね。
ウクライナ出身の名手、Marko Topchii(マルコ・トプチ)の演奏動画をどうぞ。
主題は大変有名な“Nuages(ヌアージュ)”が使用されちょりまっす。
もう一つ挙げるとしたらエゲレスの作曲家、Carey Blyton(キャリー・ブライトン)のレオ・ブローウェルより早い1973年に出版された佳品、“In Memoriam Djando Reinhardt – Two variations and a theme for Guitar Op.64a(ジャンゴ・ラインハルトの思い出に~2つの変奏と主題Op.64a)”が有名っすね。
ウルグアイ出身で1966年にあの“パリ国際ギターコンクール”で優勝した巨匠、Betho Davezac(ベート・ダベザック)の演奏音源をどうぞ。
第1変奏が“プレリュード”、第2変奏が“エレジー”、そして最後に主題が現れまっす。



主題は“ジャンゴ・ラインハルトのストンプ”とありまっすが、ジャンゴの作品にはいくつかストンプ1があるのでっすが、オリジナルがどの曲なのかわからんかったでっす・・・。
このギター作品はOp.64aとなっておりまっすが、Op.64bはなんとサクソフォン四重奏バージョンでっす。
こちらは残念ながら音源、演奏動画はござらんかったっす。なんかめっちゃカッコよな予感しかしないんでっすけどね。
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