クリビツするくれぇ弾けねぇもんだ・・・。
高校の文化祭の時に、なぜかクラスの何人かでバンドを組んで演奏をすることになり申した。
で、演奏をしたのがTOTOの“Rosanna(ロザーナ)”と
サザンオールスターズの“Ya Ya(あの時代 (とき)を忘れない)”だった。
もちろん、オイラはエレキ・ギターを弾いたさ。(当時、エレキは持っていなかったので友人に借りた)
恐らくこれが人前でギターを弾いた一番最初の演奏だと記憶しちょりまっすが、バンド形態だったので思ったほど緊張しなかったのねん。
んで、ガチで人前でギターソロを弾いたのは千葉商科大学に入学し、いわゆるオリエンテーションが始まった初日でございまっす。
キャンパス内は各サークルの勧誘でもの凄く賑わっていて、が、オイラは高校時代から大学に入学したらギター部に入部するっ!と心に決めていたので、まっすぐギター部の勧誘ブースに向かい、
押忍っ!オイラ、ギター部に入部したいっす!
宜しくお願いしまっすっ!
とサツアイをかまし、先輩らの大歓迎を受けて、取りあえず昼飯をゴチになった。
んで、昼飯を終えてブースに戻るとやおら先輩の一人が、「○○君。なんか弾いて」と仰るので、「押忍っ!では、タレガの“アルハンブラの思い出”を弾きまっす」と言って、置いてあったギター部のクラシック・ギターを手に取って5、6人の先輩方が見守るなか弾き始めまっした。
その途端・・・。
両手指がブルブル震えだした・・・。
だもんでっすから、左指の押弦もままならぬし、右指に至っては弦をホールド出来ぬ始末。まぁ、空回る空回る・・・。
その後、酷く落ち込んだことは言うまでもない・・・。
ギターに限らず、何かしらの楽器をやられている方でしたら、きっとこういう経験をされた事はあるでせう。ほんと、びっくりするくらい弾けねぇのよね。
緊張しても弾けるようになるには場数を踏むしかないと思いまっす。人前でたくさん恥をかくっていうのも楽器演奏上達の一助を担うと思いまっす。
旧愚ブログにも書いたことがありまっすが、程なくして行われた新歓コンパで新入生の希望など全く考慮されず、先輩の鶴の一声で新入部員はクラシックをやる者、フラメンコをやる者に分類され、何でか知らんけどオイラはフラメンコをやる者に指名されてもうたのであった・・・。
しかも、その秋の定期演奏会で弾いたこともないフラメンコを弾かなくてはならなくなり、夏合宿で「ラスゲアードが出来ねぇ~~~っ!ゴルペが打てねぇ~~~っ!ピカードが弾けねぇ~~~っ!アルサプーアって何っ???」と悶絶&号泣をしたっけな。
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