
誠に尾籠なお話で恐縮でっすが、オイラが小学生の頃はまだそこかしこに“汲取式トイレ”や、いわゆる“溝”がそこら中にございまっした。
特に“溝”は簡単な柵があるだけだったので、その近くで友人とキャッチボールなんかをしてミスると“溝”に落ち、それを拾おうとして落っこちるなんてことはalways tea riceでございまっした。
さて戦後、奇跡的に戦災を免れた小岩。
自然、闇市がそこらに林立することになるわけでっすが、昭和21年10月に道路整備により立ち退きを迫られた闇市を営む人々は当時、小岩用水という灌漑用水路があった場所に蓋をし(違法でっす!)、長屋形式の店舗を再建したのでございまっした。(往時の写真はこちらをご参照なされたし。用水というより完全にドブ川の態なのがわかりまっす)
んで、昭和37年4月に完全撤去され、普通の道路に生まれ変わりまっした。現在、この場所は小岩中央通り五番街という名称になっておりまっす。
ご覧の通り、当時の面影は1mmもござらぬ。
昭和37年に撤去されちょるということはオイラも生まれちょりまっせん。
世の中にはご奇特な方がいらっしゃいまして、“”法政大学エコ地域デザイン研究所刊行・河名木ひろし著/小岩ベニスマーケット”なる著作が存在しまっす。読んでみてぇっ!
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