
こんにちは、“ブブゼラ”を“ブルセラ”と聞き間違えた事がある変態野郎でっす。
今日も暑いっすけど、なんか妙に乾いてやがる。
店内の湿度が30%台になってもうたので、仕舞い込んだ加湿器を出しちゃったよ。せっかく、梅雨前に清掃をして乾かしたのにぃ・・・。
でも、うちは楽器店、しかも、アコースティック楽器がメインでっすから湿度には気を遣わなきゃいかんのよん。高額楽器もありまっすしね。しゃねな。
さて、大好きな作家の一人である小路幸也さんの小説の中でも、特に好きなのが“東亰バンドワゴン”シリーズでありまっす。
こちらも以前書いた“オイラが一年に一度は必ず読む書籍シリーズ第2弾~石田衣良/池袋ウエストゲートパーク・シリーズ”と同様、毎年1回新刊が上梓されるたびに第1巻から再読しちょりまっす。
それくらい大好きな作品でありまっす。
“東京バンドワゴン”は2013年に“東亰バンドワゴン〜下町大家族物語”というタイトルでドラマ化されまっしたが、オイラはそれ以前から原作を読んでおりまっす。
どちらが面白い?と訊ねられまっしたら、忌憚なくお答えしまっすと
断然、原作小説でっすっ!
ドラマは決して駄作では無いのでっすけど、ドラマにしても映画にしても原作小説の映像化というのは実に難しいものでありまっして、原作と同等、もしくは凌駕するような作品となることは稀でありまっす。
舞台は東京下町にある老舗古本店、“東亰バンドワゴン”を経営する大家族・堀田家。
小説では明言されておりまっせんが、雰囲気としては谷中界隈を想像されたし。
なかなかに複雑な家庭環境の中、日常で起こる様々な謎、トラブルを笑いあり、涙ありで一話完結で解決していく、昔懐かしい香りがするホームドラマでございまっす。
堀田家(大家族)+堀田家と関わり合いを持つに至る人々も多数登場するのでっすが、その後のストーリーでこれら脇役のキャラクターもストーリーに深く絡んでいくのが流れとしてとても自然で超面白いのでっす。
でっすので、スピンオフ的作品も加えて2024年現在、第19巻まで刊行される人気シリーズになったのかと思われまっす。
4月に最新第19弾、“キャント・バイ・ミー・ラブ 東亰バンドワゴン”が上梓されて速攻で読み、その後、全巻再読。
新刊が続く限り、今後もこのパターンで読み続けるでせう。
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