いやはや・・・。遂に12月に入りまっしたよ・・・。
先月辺りからお店界隈のお家は玄関にクリスマスリースが飾られていたり、凝ったイルミネーションライトで家々が美しい彩りを添えていたり、街中を散歩してみてもクリスマスムード一色に染まりつつ、同時にお節料理の予約受け付けもかなり前から始まっておって、季節感がカオスってわけわからん状態でっす・・・。
1月に入った途端、恵方巻の予約も始まるしね・・・。同時にバレンタインデー商戦も始まるしね・・・。何だかなぁ・・・。
さて、アルゼンチンの作曲家、Ariel Ramírez(アリエル・ラミレス)の作品と言えば、オイラが真っ先に頭に思い浮かぶのは“Alfonsina y el Mar(アルフォンシーナと海)”なのでっすが、
1965年に発表されたフォルクローレ・ミサの傑作、“Misa Criolla(ミサ・クリオージャ)”も実にムイ・ビエンっ!な作品でございまっする。
冒頭はチャランゴの名手、Jaime Torres(ハイメ・トーレス、1938-2018)とアルゼンチンの至宝、Mercedes Sosa(メルセデス・ソーサ)による演奏動画なのでっすが、普段、神も仏も信じぬオイラが聴いてもグッときまっす。
南米はカトリック信者の方が多いこともあり、この作品が発表された当初のアルバム販売枚数は驚異の300万枚超えだったそうでっす。
曲は以下の5部で構成されちょりまっする。
“Kyrie(キリエ)”(形式:ビダーラ – バグアラ)
“Gloria(グロリア)”(形式:カルナバリート – ヤラビ)
“Credo(クレド)”(形式:チャカレーラ・トルンカ)
“Sanctus(サンクトゥス)”(形式:カルナバル・コチャバンビーノ)
“Agnus Dei(アニュス・デイ)”(形式:エスティーロ・パンペアーノ)
通常のミサ曲と同様の構成なのでっすが、全て南米音楽の形式によって書かれちょりまっして、西洋のミサ曲とはかなり趣が異なっていて興味深いでっす。
この傑作をギターソロにアレンジした方がいらっシャルル・ド・ゴール空港。
アルゼンチンのギタリスト、Roberto Lara(ロベルト・ララ、1927-1988)でございまっす。
Juan Andres Unanue Laguna(フアン・アンドレス・ウナヌエ・ラグーナ)さんという方の演奏動画をどうぞ。
各曲のアレンジ譜冒頭はこんな感じでっす。





めっちゃナイスなアレンジでござんす。
この時期にサラッと弾いたらイケてるギター弾きになれるかも!?
楽譜はこの辺りで購入可能でっす。
そういや、当たり前でっすが、南米のクリスマスは夏なんだねぇ・・・。暑いねぇ・・・。
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