水曜スペシャルの“川口浩探検隊シリーズ”は実に面白かったなぁ。
令和の現代で同様の番組を制作したらヤラセじゃん!と大炎上しそうですが、当時はあの胡散臭さも含めて本当に面白かったです。毎回、夢中で観ておりましたし、特に子供の頃は洞窟探検なんかはハラハラドキドキしたもの。
更に田中信夫さんの緊張感に満ち溢れたナレーションも最高でした!
さて、冒頭の音源はフランスの作曲家、Jean-Baptiste Lully(ジャン=バティスト・リュリ)の1668年に初演されたルイ14世の栄光を讃える牧歌劇、“La Grotte de Versailles(ヴェルサイユの洞窟)”の序曲です。
この曲は実際にルイ14世の宮廷音楽家として活躍をしたRobert de Visée(ロベール・ド・ヴィゼー)が、théorbe(テオルボ)・ソロにアレンジしたものも有名でございますね。
スイスのリュート奏者、Luca Pianca(ルカ・ピアンカ)のフレンチ・テオルボによる演奏動画をどうぞ(1曲目です)
重厚な響きがたまりません。
ギターでもキューバ出身の巨匠、Manuel Barrueco(マヌエル・バルエコ)をはじめ、様々なギタリストがギターソロ・アレンジで演奏・録音をしておりますね。
アメリカのギタリスト、Scott Tennant(スコット・テナント)もその一人ですが、テナントさんは同国のギタリスト、Alexander Dunn(アレクサンダー・ダン)のギターソロ・アレンジを演奏されております。
フレンチ・テオルボの演奏と比較してしまうと重厚感は若干削がれますが、⑥=D、⑤=Gの変則チューニングを使用したアレンジなのでかなり良い感じでございます。
アレンジ譜冒頭部分はこんな感じです。1
素晴らしいギターソロ・アレンジだと思います。
嬉しいことにこのアレンジ譜をダンさんは無償公開されております。
ここにも置いておきますので、弾いてみたい方は自由にDLってお楽しみ下さい。
脚注
- タイトルがフランスの作曲家、François Couperin(フランソワ・クープラン)の“Premier livre de pièces de clavecin(クラヴサン曲集第1巻)”の“Cinquième Ordre(第5オルドル)”に収載されている“Les Sylvains(森の精)”になっているのは誤植でございます。


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